ニュースリリース

ヨコハマタイヤ・ベトナム、8月からMC用タイヤの生産・販売を開始

1998年10月15日

  • 経営関連

当社の子会社「ヨコハマタイヤ・ベトナム」が、8月からMC(モーターサイクル)用タイヤ“SPEEDLINE”の生産・販売を開始しました。ヨコハマブランドのハイグレード商品をベトナム国内市場向けに初年度32万本を生産・販売することで、年間250万ドルの売上を計画しています。
 「ヨコハマタイヤ・ベトナム」は、昨年11月に当社とサザンラバー社(本社:ベトナム)、三菱商事(株)の3社合弁会社として設立されました。出資比率はそれぞれ56%、30%、14%で、主として当社が技術・生産指導、サザンラバー社が生産・販売支援及び土地等の供与、三菱商事が販売及び管理業務を担当しています。4輪用タイヤメーカーがベトナムに進出したのは当社が初めてです。
 「ヨコハマタイヤ・ベトナム」は、同国のモータリゼーションの進展に合わせ、段階を追って生産品種、生産量を増加させる計画を立てています。第1期は、現在需要が急増しているMC用タイヤの生産を年間120万本まで拡大する予定です。続いて第2期にはトラック・バス、ライトトラック用タイヤを同50万本計画し、将来的には乗用車用タイヤも検討していきます。
 当社は、今年1月にフィリピンの子会社「ヨコハマタイヤ・フィリピン」で乗用車用ラジアルタイヤの生産を開始しています。ベトナムでの生産開始によって、東南アジアでは2拠点生産体制となりました。

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“SPEEDLINE”のブランドで発売した高性能MCタイヤ

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