ニュースリリース

横浜ゴム所属の池江璃花子選手が日本選手権水泳競技大会で2冠を達成、50mと100mバタフライで世界選手権の代表に決定

2025年03月27日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)所属の競泳・池江璃花子選手が3月20日(木)から23日(日)に東京アクアティクスセンターで開催された「第100回日本選手権水泳競技大会」で2冠を達成しました。さらに2種目で「世界選手権(2025/シンガポール)」の代表に決定しました。

池江選手は女子50m・100mバタフライ、女子50m・100m自由形の4種目にエントリーし、50mバタフライと50m自由形で本大会4連覇、7度目の優勝を飾りました。さらに50mと100mバタフライでは国際大会派遣標準記録を上回り、7月からシンガポールで開催される世界選手権への切符を掴みました。

池江選手は初日の100mバタフライで2位となり、代表入りを決めて好調なスタートを切りました。3日目に行われた100m自由形と50mバタフライでは100m自由形の決勝を棄権。本命種目と位置付ける50mバタフライの決勝では、持ち前のダイナミックな泳ぎで優勝と代表権を掴み取りました。続く最終日の50m自由形はわずかに派遣標準記録に届かなかったものの優勝を果たし、世界選手権に弾みをつけて大会を終えました。

池江選手は日本が誇る競泳トップ選手のひとりであり、これまでに数々の輝かしい戦績を残しています。現在、個人種目10個とリレー種目6個、計16種目の日本記録を保持しています。横浜ゴムは大きな夢に向かって挑戦し続けている池江選手の姿に深く共感し、2023年4月からサポートしています。今後も池江選手の夢の実現とグローバルな舞台での挑戦を支えていくとともに、当社の様々な活動に参加いただく機会を提供していきます。

【池江璃花子選手コメント】

「ご声援ありがとうございました。悔しさが残る部分もありましたが、やるべきことを積み重ねてきた分、結果につながったと感じています。この1年は自分にとって最大のチャンスだと思っています。世界選手権までに復帰後ベストを更新し、メダルを狙えるレースができるようにさらに練習を積んでいきます。そして、日本選手権で感じた楽しさを世界の舞台につなげていきます。応援よろしくお願いします。」

50mバタフライで力強い泳ぎを見せる池江選手

50mバタフライで力強い泳ぎを見せる池江選手

最終日の50m自由形で優勝し2冠を達成した池江選手

最終日の50m自由形で優勝し2冠を達成した池江選手

池江選手の第100回日本選手権水泳競技大会の記録

3月20日(木)
■女子100mバタフライ:2位/世界選手権の代表に決定
・予選:全体2位(タイム:57秒81)
・決勝:2位(タイム:57秒53)

3月22日(土)
■女子50mバタフライ:優勝/世界選手権の代表に決定
・予選:全体1位(タイム:25秒65)
・決勝:優勝(タイム:25秒41)※本大会4連覇、7度目の優勝

■女子100m自由形:決勝棄権
・予選:全体8位(タイム:55秒91)
・決勝:棄権

3月23日(日)
■女子50m自由形:優勝
・予選:全体1位(タイム:25秒14)
・決勝:優勝(タイム:24秒91)※本大会4連覇、7度目の優勝