ニュースリリース

横浜ゴムのタイヤ3商品が2019年度グッドデザイン賞を受賞

2019年10月02日

  • タイヤ関連

横浜ゴム(株)のグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51(ブルーアース・ジーティー・エーイーゴーイチ)」、ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けタイヤ「GEOLANDAR X-CV(ジオランダー・エックスシーブイ)」、舗装路・非舗装路用ダンプトラック向けラグタイヤ「302C(サンマルニ・シー)」が10月2日、2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。

「BluEarth-GT AE51」は走行性能、快適性能、環境性能などトータルパフォーマンスに優れ、力強い走行性能を追求しながら、高いウェットグリップ性能と低燃費性能を両立しています。「GEOLANDAR X-CV」は安全性、快適性、経済性を備えながら、急な降雪にも対応する「M+S」規格を獲得しています。さらに全サイズで最高速度270km/hに対応するスピードレンジ「W」を実現しています。両商品ともに、優れた性能と高いデザイン性を兼ね備えている点が評価されました。「302C」は耐カット・チッピング性能、ウェット性能を向上するとともに、低燃費性能、耐久性を確保するなど地球環境にも配慮した点が高い評価を得ました。

横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」のタイヤ消費財事業においてプレミアムタイヤ市場における存在感の更なる向上を掲げるとともに、タイヤ生産財事業を次の100年の収益の柱とすることを目指しています。そのため、独自路線を強めた高性能かつデザイン性の高い商品を積極的に投入しており、昨年もプレミアムコンフォートタイヤ「ADVAN dB V552(アドバン・デシベル・ブイゴーゴーニ)」、ヒストリックカー向けタイヤ「ADVAN HF Type D(アドバン・エイチエフ・タイプディー)」、SUV・ピックアップトラック向けマッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-MT(ジオランダー・エックスエムティー)」の3商品がグッドデザイン賞を受賞しました。

「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザイン推奨制度で、国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞作品には優れたデザイン性を象徴する「Gマーク」の使用が認められます。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

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審査員からのコメント

BluEarth-GT AE51

細部に至るトレッドパターンの熟成により、乗り心地や操縦安定性だけでなく、本来的に相反する低燃費性能と雨天時性能を高次元で両立させたことを高く評価したい。ショルダー部のディンプルは、放熱効果を生み出すとともに、丁寧にデザインされた側面のセレーションと相まって、横から見たときの重要なアクセントにもなっており、優れた性能をデザインで表現しようという熱意が感じられる。

GEOLANDAR X-CV

異なるパターンを左右非対称に並べたトレッドは、晴天時の高速走行から突然の降雪時まで、さまざまな路面状況に対応してくれるという期待を抱かせ、明確な4本の溝からは信頼できる排水性能が伝わってくる。サイドはSUV用タイヤとして知名度のあるブランドのロゴを主役に据えたシンプルな仕立てであり、トレッド同様、過度な主張を抑えることで、車両に装着した際の上質感に配慮していることがうかがえる。

302C

近年トラック・バス業界に於ける安定性と経済性の要求の高まりからも、このプロダクトが社会課題解決を担う点は見逃せない。本製品はLY317後継モデルとして、トラック・バス専用のB to Bニーズの操縦安定性、静粛性、耐外傷性の向上に加え、新環境規制(静粛性、WET制動性、転がり抵抗性能)対応も実現している。性能向上だけでなく地球環境に対する高い意識をもってデザインに取り組む姿勢を評価した。