ニュースリリース

代替フロン、トリクロロエチレンの使用を全廃

地球環境保全対策を一段と強化

2008年03月27日

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横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、VOC(揮発性有機化合物)*1削減の一環として、平塚製造所(神奈川県)の航空部品工場で使用していた、オゾン層破壊や地球温暖化の原因となる温室効果ガスである代替フロンHCFC-141bと大気や水質に対して排出が規制されているトリクロロエチレンを2007年8月末までに全廃した。この結果、横浜ゴムとしてこれら物質の使用がゼロとなり、地球環境保全対策を一段と強化することができた。

航空機向け配管、継手などの特殊金属製品を製造する航空部品工場では、これまで特殊金属部品の脱脂や精密洗浄工程で代替フロンHCFC-141bを年間約25トン、アルミ合金部材の接着前脱脂工程でトリクロロエチレンを同約3.5トン排出していた。これら物質の使用全廃を図るため、代替溶剤にPRTR*2 非該当の炭化水素系洗浄剤を導入し、さらに炭化水素系洗浄剤の使用に当たっては新開発のクローズドシステムを採用して大気への排出抑制を図った。

代替溶剤への切り替えに当たっては、お客さまに対し、トップレベルの環境貢献企業を目指す横浜ゴムの企業方針や環境配慮設計の徹底を粘り強く訴えた。この結果、お客さまのご理解とご支援を得ることができ、新システムへの工程変更が可能になった。

横浜ゴムでは全社横断組織である「化学物質管理委員会」を中心に、VOC削減に積極的に取り組んでいる。2006年度には、トルエン、キシレンを含むゴム揮発油などの使用削減を実施し、VOC排出量はVOC基準年(2000年)比49%削減となった。また2006年度のトルエン排出量については同90%削減の成果を上げた。

*1VOC:Volatile Organic Compounds(大気中に排出、または飛散した時に気体である有機化合物)
*2PRTR:Pollutant Release and Transfer Register(有害物質排出・移動登録。国で定めた有害性のある化学物質の環境への排出量や廃棄物に含まれた移動量を把握・管理する仕組み)