ニュースリリース

タイヤ用新タイプ充填ガス「MIX-GT」を共同開発・販売開始

2006年05月01日

  • 経営関連
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横浜ゴム株式会社(本社:東京、社長:南雲忠信、資本金:389億円)、岩谷産業株式会社(本社:大阪・東京、社長:牧野明次、資本金:200億円)、岩谷瓦斯株式会社(本社:大阪、社長:山崎武徳、資本金:16億円)の3社は、空気や窒素ガスに代わるタイヤ内圧が低下しにくいタイヤ用の新タイプ充填ガス「MIX-GT(特許出願中)」を共同開発しました。タイヤの長寿命化、燃費低下の防止などに効果がある商品特長を訴えながら、一般ユーザーや物流業界への普及を目指し、平成18年5月1日より関東・近畿地域を中心に販売を開始いたします。

「MIX-GT」の開発は、環境負荷低減と安全性追求のテーマのもと、横浜ゴムのタイヤ技術と岩谷瓦斯の工業ガス技術を最適融合する異業種間の共同作業によって完成したものです。岩谷瓦斯が製造と供給、岩谷産業が総発売元およびマーケティング業務を行い、環境への配慮やドライビングフィールを大切にする自動車オーナー層から市場を拡げ、一般ユーザーや物流業界への普及を図り、年間7万m3、年間1億円以上の売り上げをめざします。

「MIX-GT」は、現在タイヤ用充填ガスとして利用されている空気や窒素ガスに比べ、漏れにくいのが大きな特長です。実験では空気を充填したケースに比べ漏れ量最大65%減、窒素との比較でも最大30%減を達成しました。タイヤ内圧が低下しにくいため、偏摩耗を防ぎタイヤの長寿命化や安全走行につながるほか、内圧不足による燃費悪化を防止します。さらに、酸素や水分を含まないため、タイヤ本体やリムを劣化させないのも特長です。温暖化に影響するCO2やフロンガスのほか、可燃性ガスも含有していません。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

タイヤ用新タイプ充填ガス「MIX-GT」

タイヤ用新タイプ充填ガス「MIX-GT」

「MIX-GT」の主な特長

①タイヤ内圧低下が少なく、タイヤ性能を長期間維持。
②タイヤ内圧低下による燃費の低下やタイヤ寿命の低下を抑制。
③操縦安定性などタイヤに求められる性能を損なわない。
④タイヤやリム劣化の原因となる酸素や水分を含まない。
⑤可燃性ガスや毒性ガスを含まない。
⑥地球温暖化ガスを含まない。

ご参考:タイヤ空気圧について

通常タイヤからは僅かですが自然に充填ガスが抜け、タイヤ圧力が低下していきます。このため、定期的なタイヤ圧の点検が必要とされますが、「(社)日本自動車タイヤ協会」の調査によると車両整備不良の多くはタイヤの空気圧不足で、タイヤ空気圧に対する関心の低さが指摘されています。タイヤ空気圧が適正圧力より低下すると、タイヤと路面との接地状況が変化するため、自動車の操縦安定性に影響が起り、万が一の時にタイヤ本来の性能を100%発揮できないばかりか、燃費の低下やタイヤ摩耗・偏摩耗を促進し、タイヤの寿命も短くなってしまいます。