ニュースリリース
2002年度決算、当期利益、過去最高の101億円
2003年05月15日
- 経営関連
横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)の2002年度連結決算(2002年4月~2003年3月)は、売上高が4,004億48百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益は231億84百万円(同2.1%増)、当期利益は過去最高の101億44百万円(同37.8%増)となった。当期の世界経済は、欧米、アジアが堅調に推移したが、年度末にはイラク情勢の緊迫化で先行き不透明感が高まった。一方日本経済は、個人消費、民間設備投資が低迷し、極めて厳しい状況で推移した。こうした中、当社は「成長」「生産革新」「グローバル」を基本方針とした長期展望「グランドデザイン」を策定して企業基盤の強化に取り組み、同時に高機能商品の投入、国内外の販売体制の強化、コスト削減に努めた。
タイヤ部門の売上高は2,869億87百万円(同1.0%増)、営業利益は172億64百万円(同10.8%増)だった。総売上高に占める比率は71.7%。新車用タイヤは国内自動車生産が増加するなか積極的な営業活動を推進した結果、販売量、売上金額ともに前期を上回った。市販用タイヤは乗用車用、トラック・バス用タイヤの新商品を相次いで投入して営業活動を展開したものの、需要減少の影響を受け、販売量、売上金額ともに前期比若干の減少となった。輸出用タイヤは国別の綿密なマーケティング活動を実施した結果、アジア、欧州を中心に順調に推移し、販売量、売上金額ともに前期を上回った。海外事業では米国「ヨコハマタイヤコーポレーション」が、ヨコハマブランドタイヤの拡販、物流及び財務体質の改善などで大幅に収益を改善した。「ヨコハマタイヤフィリピン」も生産性向上により収益改善が進んだ。
MB(マルチプルビジネス)部門の売上高は1,134億61百万円(同1.8%減)、営業利益は63億28百万円(同13.4%減)だった。総売上高に占める比率は28.3%。高圧ホース、マリンホース、接着剤、自動車用シーリング材は順調だったが、コンベヤベルト、橋梁用ゴム支承は設備投資減少の影響を受け低調だった。ゴルフ用品は下期に投入したドライバーとアイアンの新商品が好調だったものの、年間では需要低迷の影響で前期をやや下回った。航空部品は米国同時多発テロの影響による機体生産の落ち込み、部品需要低迷によって、前期を下回った。海外事業では、米国のホース生産会社「サスラバー」が米国自動車メーカー向けに売上を伸ばしたほか、「YHアメリカ」も金具付きホース、自動車用シーリング材の販売を順調に拡大した。
来年3月末に終了する2003年度連結決算については、売上高4,100億円(前年同期比2.4%増)、当期利益100億円を見込んでいる。
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