ニュースリリース

2004年度連結決算の概要

2005年05月12日

  • 経営関連

 横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)の2004年度連結決算(2004年4月1日~2005年3月31日)がまとまった。円高の影響を受けたものの、海外市場用タイヤが好調で売上高は4,198億円(前年度比4.5%増)となった。また、営業利益は原材料価格の高騰により、ほぼ前期並みの210億円(同0.6%減)、経常利益も171億円(同0.8%減)となった。当期純利益は法人税などの減少により113億円(同9.6%増)となった。

タイヤ事業は北米・欧州・アジアを中心に海外市場用タイヤが好調だったほか、国内市販用タイヤも順調に推移し、売上高は3,079億円(前年度比6.7%増)、営業利益も182億円(同19.0%増)となった。

 一方、MB事業は高圧ホースとシーリング材が売り上げを伸ばしたものの、ゴルフ用品、コンベヤベルト、防舷材が需要低迷の影響により伸び悩み、売上高は1,119億円(前年度比1.0%減)となった。また、営業利益は原材料価格の高騰に加え、航空部品の収益悪化やゴルフ用品の売り上げ減により28億円(同51.8%減)となった。

2005年度通期の連結決算は、売上高4,450億円(前年度比6.0%増)、営業利益240億円(同14.5%増)、経常利益180億円(同5.2%増)、当期純利益115億円(同1.6%増)を見込む。

決算ハイライト

(注1)部門別、所在地別の売上高は外部顧客に対する売上高。営業利益はセグメント間の取引を含んだ金額で記載
(注2)所在地別の北米は米国及びカナダ。その他は欧州、大洋州、アジア