ニュースリリース

SUV用スタッドレスタイヤ「GEOLANDAR I/T-S」新発売

「新・温度対応」でヨコハマ・SUVスタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能を達成

2009年06月29日

  • タイヤ関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、SUV用スタッドレスタイヤ「GEOLANDAR I/T-S(ジオランダー・アイティーエス)」を9月から順次発売する。発売サイズは175/80R15 90Q~235/55R19 101Qの全22サイズで価格はオープンプライス。

「GEOLANDAR I/T-S」は氷上性能を飛躍的に向上させた「GEOLANDAR」シリーズの新スタッドレスタイヤ。新世代のタイヤとして一層進化するため、乗用車用スタッドレスタイヤ「アイスガード・トリプル(iG30)」で開発した「新・温度対応」技術を土台に、「ヨコハマ・SUVスタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能※1」「クールデザイン」「環境性能」の3つをコンセプトとして開発した。氷上性能の強化では「新・温度対応」コンパウンドを採用。さらにトレッドパターンも一新し、「アイスガード・トリプル」の技術や「GEOLANDAR I/T-S」独自の新技術である「3-Dパワーベルトリブ」「3-Dツイストグルーブ」などを取り入れた。これにより、アイスバーンでの制動距離を約30%※2短縮するとともに、圧雪、シャーベット、ウェット、ドライなどあらゆる冬路面での走行性能も向上させた。デザインでは、鋭利で力強い外観を追求し、特にセンター部分に施した稲妻形の斬新なリブデザインは、かつてない迫力と存在感をアピールする。環境にも配慮し、ころがり抵抗を従来比で約5%※3低減するなど環境機能評価の自社基準を満たし、SUV用スタッドレスタイヤ初の環境貢献商品(エコモーション・プロダクト)となっている。
※1 横浜ゴムのSUV用スタッドレスタイヤ(GEOLANDAR I/T G071、GEOLANDAR I/T+ G071、GEOLANDAR I/T G072)との対比です 
※2・3 詳細はP3性能比較テスト参照

「GEOLANDAR」シリーズは「地球上のあらゆる道や大地を自在に走る」というコンセプトの下に開発されたSUV用タイヤブランド。「GEOLANDAR I/T-S」のほかに、様々な道路に対応する「GEOLANDAR A/T-S」やロングツーリングでの優れたコンフォート性を実現した「GEOLANDAR H/T-S」、オフロード性能を高めた「GEOLANDAR M/T+」をラインアップしている。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

「GEOLANDAR I/T-S」

「GEOLANDAR I/T-S」

「GEOLANDAR I/T-S」の主な特長

(1)ヨコハマ・SUV用スタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能を達成※1
(2)鋭利で力強く、SUVユーザーを惹きつけるクールデザイン
(3)環境に配慮した設計

さまざまな冬路面に対応する新・温度対応の高密度「トリプル吸水ゴム

■「新・温度対応」のコンセプト

■高密度「トリプル吸水ゴム」

「第3の吸水素材」である吸水ハニカムシリカ※4、小粒子化して増量したマイクロ吸水バルーン、そして定評の吸水カーボンII。これらの高密度トリプル配合で、氷上性能が大きく進化した。また、高密度ゴム補強構造とブラックポリマーの採用で、アイスバーンでの性能はもちろんドライやウェットにも強いゴム特性を生み出す。

※4 吸水ハニカムシリカは、吸水性を有するハニカム形状をしたシリカ質の素材です。ゴム補強に使用するシリカとは異なり、その代替素材ではありません。トリプル吸水ゴムは、ゴム補強用のシリカも使用しています。※5 写真は一例であり、形状や密度が異なる場合があります。

優れた氷上性能とクールデザインを両立したトレッドパターン

従来品との性能比較テスト

発売サイズ