ニュースリリース
横浜ゴム平塚製造所記念館を平塚市に提供
2004年04月27日
- 経営関連
横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)は、神奈川県平塚製造所内にある「記念館」を平塚市に無償提供する。同記念館は、神奈川県が「かながわの建築物100選」のひとつに選定した平塚市に残る唯一の明治期の西洋建築物。
4月27日、平塚製造所に大藏律子平塚市市長を迎え、清浦奎明専務取締役との間で契約書を取り交わした。本年秋から解体作業に入り、平成17年度中に同市浅間町にある八幡山公園に移築復元され、資料館、ミニコンサートホールなどとして利用される予定。
契約書を取り交わした清浦専務は次のように述べた。「平塚製造所を開所して半世紀以上が過ぎました。この間、記念館は平塚製造所のシンボルとして、数多くの国内外重要顧客の応接室などに使用してきました。昭和30年(1955)には、国民体育大会に訪れた昭和天皇のご休憩所としてもご利用いただきました。このほど平塚市のご協力を得て、地域の文化遺産として残されることが決まり、誠に喜ばしく思っております。今後は平塚市民の皆さんにバトンタッチし、市民の皆さまの貴重な財産として活用されることを願っております」
同記念館は、明治39年(1906)頃、日英合資で設立された「日本爆発物製造(株)」の支配人室として、英国人技師によって建設された。大正8年(1919)に旧海軍火薬廠となってからは将校クラブとして使われ、昭和25年(1950)に横浜ゴムに払い下げされた後は、応接室や会議室として利用されてきた。しかし平成13年(2001)以降は、耐震構造上問題があるため使用しておらず、平塚市との間で保存、活用方法の検討を進めていた。

