ニュースリリース
横浜ゴム、天然ゴムの持続可能性向上を目指す「PROJECT TREE」に参画
2026年09月25日
- 経営関連
- サステナビリティ
横浜ゴム(株)は天然ゴムの持続可能性に向けて伊藤忠商事(株)が進める「PROJECT TREE」に参画しました。同プロジェクトはブロックチェーンを活用したトレーサビリティシステムでサプライチェーン全体を追跡し、透明性の確保を目指すもの。当社は「PROJECT TREE」の枠組みを活用して調達した天然ゴムを使用し、2026年9月25日より(株)ファミリーマートの商用車向けにプロジェクト協賛タイヤとして供給します。
天然ゴムはタイヤの約30%を占める主要原料であり、世界消費量の約70%がタイヤに使用されている重要な天然資源です。一方で、その生産の多くはタイやインドネシアなどの国々の小規模農家によって支えられており、森林保全、人権配慮、農業技術の向上、生活安定化など、さまざまな課題への対応がタイヤ産業に求められています。「PROJECT TREE」では天然ゴム供給地の特定が可能なほか、農家に対してユーザー企業からのインセンティブ還元、農耕トレーニングなどの支援を行います。
横浜ゴムではこれまでにもタイの天然ゴム加工会社Y.T. Rubber Co., Ltd.による森林認証組織FSC®の加工・流通過程管理の認証「CoC(Chain of Custody)認証」取得、リスク評価ツール「RubberWay® Geo-Mapping」の導入など、天然ゴムのトレーサビリティ向上に向けた取り組みを実施し、欧州森林破壊防止規則(EUDR※1)の遵守に向けた対応も進めています。また、タイのスラタニ県において小規模天然ゴム農家の支援を継続的に行ってきました。これらの取り組みに加え、今後は「PROJECT TREE」への参画を通じて、サプライチェーンの透明化およびサプライヤーへの支援のさらなる強化を推進します。
※1:EUDR= European Deforestation Regulation。2026年12月30日より、EU域内で天然ゴムなどの関連商品を扱う事業者は森林破壊によって開発された農地で生産されたものでないことのデューデリジェンスが義務付けられる。
横浜ゴムは、持続可能な天然ゴムのためのプラットフォーム(GPSNR※2)に創設メンバーとして参画するとともに、2021年9月には従来の「持続可能な天然ゴムの調達方針」を改定し、GPSNRの活動との連携を強めています。また、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に取り組んでおり、その一環として天然ゴムをはじめとしたサステナブルな原料調達に向けた活動を推進しています。
※2:GPSNR=Global Platform for Sustainable Natural Rubber
横浜ゴムはサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っています。
「PROJECT TREE」が推進する人権・環境問題への取り組みのイメージ

