アニュアルレポート2020
事業の概況
タイヤ
売上収益：
事業利益：
2019年12月期の概況
売上収益は前期比0.7％減の4,517億円で、事業利益は同27.3％減の308億円となりました。売上収益に占める割合は69.4％、事業利益に占める割合は61.4%です。
新車用
北米では好調だったものの、国内では納入車種の切り替えなどにより販売が低調だったことに加え、北米以外の海外も販売が振るわず、新車用タイヤ全体で売上収益は前期を下回りました。
市販用
積極的にグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN」シリーズや、低燃費タイヤブランド「BluEarth」シリーズ、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」シリーズなどの高付加価値商品の拡販に努めたほか、中期経営計画「グランドデザイン2020（GD2020）」に沿った各種戦略を進めました。国内では、夏用タイヤの販売は順調に推移したものの、年初および年末の暖冬の影響により冬用タイヤの需要が伸びず、販売本数は前期並みを確保しましたが、売上収益は前期を下回りました。一方、海外では販売が順調に推移したことにより、市販用タイヤ全体で、売上収益は前期を上回りました。
トータルパフォーマンスに優れたグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」
ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けハイウェイテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-CV」
MB（マルチプル・ビジネス）
売上収益：
事業利益：
2019年12月期の概況
売上収益は前期比1.3％増の1,193億円で、事業利益は同12.4％増の83億円となりました。売上収益に占める割合は18.3％、事業利益に占める割合は16.6%です。
ホース配管事業
海外において自動車向けの販売は好調だったものの、建機需要が中国において低調だったほか、国内でも台風の影響などで減少し、売上収益は前期をわずかに下回りました。
工業資材事業
国内外でコンベヤベルトの販売が順調だったことから、売上収益は前期を上回りました。
コンベヤベルトの主力商品「Duotex」
ハマタイト事業
大都市圏の再開発需要が伸びたことにより国内の建築用シーリング材の販売が好調だったものの、自動車関連が振るわず、売上収益は前期並みとなりました。
航空部品事業
民間航空機向けラバトリーモジュールの補用などの民需向けや官需向けがともに好調で、売上収益は前期を上回りました。
民間航空機向けラバトリーモジュール
ATG
売上収益：
事業利益：
2019年12月期の概況
売上収益は前期比3.1％増の708億円で、事業利益は同23.0％増の104億円となりました。売上収益に占める割合は10.9％、事業利益に占める割合は20.8%です。
オフハイウェイタイヤ
特に市販用タイヤの販売が好調で、売上収益、事業利益ともに前期を上回りました。
農業機械用タイヤ「Alliance 398 MPT」
