ADVAN CHALLENGE – Pikes Peak International Hill Climb

栄光のチェッカーフラッグが振られるのは、標高4,300mという天上の世界。
2023年で101回を数える、アメリカで最も長い歴史を誇るモータースポーツのひとつが、“パイクス”ことパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムだ。
第1回の開催は1916年、アメリカのフォード社が流れ作業による自動車の生産を世界で初めて行った僅か8年後のことである。まさに自動車の一世紀を歩んできた“パイクス”だが、昨年開催された節目の第100回大会で総合優勝を飾ったのは伝統の「ADVAN」カラーをまとうマシンだった。
次の1世紀に向けて、新たな歴史を刻んでいくパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム。
ヨコハマタイヤはバイオマス(生物資源)由来のブタジエンゴムを使用した「ADVAN」タイヤを供給、チャレンジは次のステージへ進んでいく。

Driver & Tire Profile – Robin Shute

ドライバー:ロビン・シュート
ゼッケン:49
車両:2018 WOLF TSC-FS
クラス:UNLIMITED
タイヤ:サステナブルタイヤ
タイヤサイズ:Front 270/620R13 (ADVAN A005B), Rear 360/620R13 (ADVAN A005A)

ロビン・シュート選手はイングランド生まれ、23歳までをイギリスで過ごして育った。父のトニー氏は自動車メーカーなどで開発ドライバーを務めたレーシングドライバーであり、その血を受け継いだロビン選手もレーシングカートからモータースポーツの世界へ歩みを進めたのは必然だったと言えるだろう。2011年にアメリカへ移り、テスラモーターズのエンジニアとして働きつつレーシングドライバーとしてのキャリアもステップアップ。テスラ社を離れた後もドライバーとしての活躍は続き、2017年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて量産ベース電気自動車の最速タイムを記録した。2019年には初の総合優勝、2021年からも2年連続総合優勝で強さを見せているが、昨年「ADVAN」カラーを駆って悪天候の中で連勝を飾ったことは記憶に新しいところだ。

ロビン選手が駆る「2018 WOLF TSC-FS」は、昨年に続いて2023年も「ADVAN」カラーをまとって“パイクス”の頂点を目指す。その走りを支えるのは、日本のSUPER FORMULAへ供給しているサステナブルタイヤとなる。走行性能を損なわずにサステナブル素材を採用していくことを目標として開発を進めてきているサステナブルタイヤは、2023年のSUPER FORMULAで開幕戦から熱いバトルを支えてきているが、101回目を数える“パイクス”でも150あまりのコーナーを駆け抜ける走りを支え、連勝への期待が高まっている。

Driver & Tire Profile – Randy Pobst

ドライバー:ランディ・ポブスト
ゼッケン:42
車両:2021 TESLA MODEL S PLAID
クラス:EXHIBITION
タイヤ:バイオマスタイヤ
タイヤサイズ:Front & Rear 330/710R19 (ADVAN A005)

ランディ・ポブスト選手はアメリカのオハイオ州生まれ、1983年にSCCA(スポーツ・カー・クラブ・オブ・アメリカ)のレースで初のシリーズチャンピオンを獲得した。そこから快進撃は続き、1990年初頭のショールームストックカーレースにおいて見せた強さは、圧倒的と言えるものがあった。2000年代になってもその速さは変わらず、SCCAワールドチャレンジGTなどでタイトルを獲得したほか、デイトナ24時間レースで2回のクラス優勝を飾っている。またジャーナリストとしての顔も持っており、SCCAが発行する「スポーツカーマガジン」で長年にわたりコラムを執筆していることでも、その名を広く知られている。

ポブスト選手が駆るのはテスラ・モデルS、日本でもお馴染みの電気自動車である。装着するタイヤは「ADVAN」のバイオマスタイヤ、サイドトレッド部分のブタジエンを全量バイオマスブタジエンに置き換えたり、再生可能原料比率を向上させたカーカスの採用、マスバランスをSBR化したCAPの採用などにより、時代が求める環境性能とモータースポーツで求められるポテンシャルを高い次元で両立した。また、タイヤそのものに留まらず、生産する三島工場はモータースポーツ用タイヤ生産ラインの使用電力を再生可能エネルギー由来の電力としている。

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