2022年10月27日

【SUPER FORMULA NEXT50】

再生可能原料活用レーシングタイヤ開発テストレポート / 鈴鹿サーキット

第9戦&第10戦直前となる10月26日、27日の2日間、鈴鹿サーキットにて再生可能原料を活用したレーシングタイヤの開発テストを実施いたしました。

■今回のテストは来シーズンのDRYタイヤの仕様を決定する重要なテストとして、これまでのテスト結果から絞り込んだケーシングテスト1 仕様、コンパウンドテスト2 仕様の計3 仕様を持ち込んで臨みました。天候にも恵まれ、2022年のレギュラータイヤとの比較をロング評価でしっかりと行うことができ、評価ドライバーの塚越広大選手、石浦宏明選手からも「スーパーフォーミュラ用のレギュラータイヤとして十分な性能を持っている」との評価を得て、この再生可能原料比率を向上した新しいDRYタイヤの最終仕様が決定しました。

■ドライバーコメント

塚越選手 : ロング評価を実施した中で、タレに対する耐久性はレギュラータイヤと同等のレベルがあり、安定したタイムで走行が出来ていた。評価終了後もまだまだ走れる余力を感じたので、実際のレース周回数を想定しても問題なく走れるタイヤだと思う。

石浦選手 : ウォームアップ性や低速コーナーのグリップではレギュラータイヤよりも良い感触があり、一発のタイムが今までよりも出せるタイヤだと感じた。来年からのスーパーフォーミュラのレギュラータイヤとして問題ない性能だと思う。

■WETタイヤについては11月のテストにて最終仕様を決定する予定です。

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再生可能原料活用レーシングタイヤ開発テストレポート /鈴鹿サーキット

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