[Vol.5] 再生可能原料活用レーシングタイヤ開発テストレポート ／ 富士スピードウェイ

• HOME
• モータースポーツ
• 2022 Motorsports
• 2022 SUPER FORMULA
• [Vol.5] 再生可能原料活用レーシングタイヤ開発テストレポート ／ 富士スピードウェイ

第6戦終了後の7月18日、19日の2日間、富士スピードウェイにて再生可能原料を活用したレーシングタイヤの開発テストを実施いたしました。

■今季のテストも終盤に入ってきましたので、今回のテストには来年の供給仕様を想定して最終調整を加えたDRY タイヤを準備しました。テスト1日目は天候にも恵まれ、ケーシングテスト3仕様、コンパウンドテスト1仕様の評価が行えました。

■2日目は一転して雨天となり、今季初めてWETタイヤのテストを行うことができました。WETコンパウンドテスト3仕様を投入し、午前のセッションは雨量が少ないDAMP路面、午後は雨量の多いWET路面と、異なる条件下での比較をした上で、ロング評価も実施することができ、貴重なWETコンディションでのデータを得ることができました。

■今回のテストで十分な成果を得たため、8月に予定されていたモビリティリゾートもてぎでのWETテストは、11月に延期となりました。次回のテストは10月の第9/10戦 の直前に鈴鹿サーキットで実施し、来年の供給を見据えた量産仕様のDRYタイヤを、シビアリティの高い鈴鹿サーキットで最終確認する予定です。