2022年4月7日

【SUPER FORMULA NEXT50】

再生可能原料を活用したレーシングタイヤの開発テストをスタート!!

2月17 日に発表させていただきました、2023 年からSUPER FORMULA に供給を開始する再生可能原料を活用したレーシングタイヤの開発テストを、SUPER FORMULA の開幕戦を迎える富士スピードウェイにて、4月6日、7 日の2日間に渡って実施いたしましたので、その概要をお知らせいたします。

■今回のテストは車両の空力テストと燃料テストがメインでしたが、タイヤについては1 日目はケーシング、2日目はコンパウンドのテストを実施いたしました。

■再生可能原料比率の違うケーシング、コンパウンド各々4 種類の仕様違いの開発タイヤを用意しました。
再生可能原料とは、天然由来のオイル、オレンジオイル(オレンジの皮由来)、天然ゴム、リサイクルゴムとなります。再生可能原料比率を上げることによりタイヤ性能低下が懸念されましたが、レギュラー品同等程度のタイヤ性能を示せることが確認できました。

■なお、今回富士は降雨の予報はありませんでしたが、WETの開発品についても再生可能原料である籾殻シリカを用いたコンパウンドの異なる2 種類の仕様を用意しておりました。

■次の大会会場となる鈴鹿でも、今回と同じ仕様のテストタイヤで走行し、これらの評価結果をもとに以降のテストでは再生可能原料比率の更なる向上に取り組み、2023 年からの実戦投入を目指し、2025 年に再生可能原料35%以上を使用したコントロールタイヤの供給を目標とします。

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