TAS2025

ADVAN Sport V107
YOKOHAMA/TAS2025
良質なスポーツは
人生を豊かにする。

2025.1.17

1月10日(金)〜12日(日)の3日間にわたって千葉県の幕張メッセを舞台に開催された東京オートサロン2025(TAS2025)。YOKOHAMAブースではグローバルフラッグシップタイヤであるADVAN Sportの幅と奥行きのある世界観を表現した出展を構築。その狙いと効果をレポートする。

Words:髙田興平 / Ko-hey Takada

Photography:安井宏充 / Hiromitsu Yasui

より幅広い層のユーザーに
ADVAN Sportを楽しんでほしい

「ADVAN Sport製品のみでのブース出展は、YOKOHAMAにとってかつてなく斬新な試みとなりました」

1月10日(金)から12日(日)の3日間にわたって千葉県の幕張メッセを舞台に開催された東京オートサロン2025。YOKOHAMAは例年通り幕張メッセ・西ホールに出展ブースを構えたが、ブース担当者による冒頭の言葉の通り、その様相にはいつもと大きく異なるものがあった。

2025年のYOKOHAMAブースの取りまとめ役を担った横浜ゴム株式会社 タイヤ国内リプレイス営業企画部 マーケティンググループの担当者が続けて説明する。

「例年であれば他のADVAN製品やiceGUARD、BluEarth、さらにはGEOLANDARといったYOKOHAMA全体のタイヤ製品ラインアップをバランスよく展示するのですが、今年は敢えてADVAN Sport製品のみで出展ブースを構築することにしました。
ADVAN Sportは“妥協なきプレミアム”を謳うYOKOHAMAを代表するグローバルフラッグシップタイヤです。欧州基準のドライ/ウェット路面双方での確かな操縦安定性の実現はもちろんのこと、快適性や視認性での高級感においても優れたバランスを有しています。しかし、そうした優れた性能や特長を持つからこそ、どこかハイエンドなイメージが強いことも事実で、多くのお客様にとって『自分にはあまり関係のないゾーンのタイヤ』だと捉われてしまっているという側面もありました。今回の出展ブースではそうしたハイエンドに特化したイメージを一度払拭し、ADVAN Sportがより多くの層のお客様にも楽しんでいただける製品であることを改めて訴求することを目的に、敢えてADVAN Sportのみでの幅のある世界観を構築したのです」

例年通り黒を基調としたシックな装いのYOKOHAMAブースには5台の展示車両が置かれ、その足元にはすべてADVAN Sport V107が装着されていた。

ポルシェ911(タイプ991.1)スピードスター、メルセデスAMG G63といった欧州ハイエンドモデルや次世代のモビリティを象徴するBEVのテスラ・モデル3が並ぶところはグローバルフラッグシップたるADVAN Sportの真骨頂とも言えるが、今回はそこにGR86、そしてトヨタ・ハリアーといったより一般的なゾーンのユーザー層にも手が届きやすいモデルが用意されたことが印象的である。

GR86やトヨタ・ハリアーといった国産のスポーツモデルやSUVのユーザー層への訴求を狙った今回の出展。実際に多くの人々の口から「ADVAN Sportの間口の広さを知った」といった好意的な感想を得ることができた。出展車両の装着サイズはMAAYA GR86が245/35R18 (92Y) XL(ホイールはADVAN Racing GT Beyond/18X9.5J 100-5 45)、アーティシャンスピリッツのエアロを纏ったトヨタ・ハリアーが245/45R20 103W XL(ホイールはAVS MODEL F50)となる。

「会期中にYOKOHAMAブースを訪れてくださった方々の口から『あ、ADVAN Sportはこうしたモデルにも履けるんだ』といった言葉を多数いただけたことが嬉しかったですね。若い世代や女性でも扱える国産のスポーツカーやファミリー層にも人気のあるSUVモデルでも、YOKOHAMAが誇るグローバルフラッグシップタイヤの持つ魅力は十分に楽しんでいただけますから、そうした新たな“気づき”のタイミングに今回の出展が繋がったのであれば、それが何よりだと感じています」

G63や911スピードスターといった欧州のハイエンドモデルへの需要が高いのもADVAN Sportの特長であり、それが製品への高い信頼感にも繋がる。さらにはBEVといった次世代モビリティからの支持が高いのも注目すべきポイントだろう。積極的にカスタムを楽しむユーザーにはぜひADVAN Sportのスタイリッシュな魅力にも気づいてほしい。出展車両の装着サイズはG63が305/35R23 111Y XL(ホイールは1221wheels 0110 AP1 Apex2.0/23x10.5J 130-5 21&16)、911スピードスターがF: 245/35R20(91Y) /R: 305/30R20(103Y) XL(ホイールはADVAN Racing GT for Porsche/F: 20×9.0J CL inset49/R: 20×12.0J CL inset44)、LBWKのEV専用ブランド「LB-E-WORKS」のBody kitを纏ったテスラ・モデル3が275/35R19(100Y) XL(ホイールはADVAN Racing GT Beyond/19×11J 114.3-5 15)となる。

多様なライフスタイルを
ADVAN Sportは足元から支える

「今年は東京オートサロンにおけるYOKOHAMAブースのテーマをADVAN Sportに特化したことに合わせて、会場で流すプロモーション映像もADVAN Sportの世界観をより幅のあるライフスタイルとして描き出したものを制作しました」

ADVAN Sportの担当者がそう説明する通り、今年のYOKOHAMAブースのメイン映像は製品名に“Sport”を謳うADVAN Sportの世界観を様々なジャンルのスポーツ(=ライフスタイル)と合わせて表現したものとなった。

「ADVAN Sportはあくまでタイヤ製品ですが、その奥底には多様なライフスタイルを文字通り足元から支えるという使命があるとも思っています。これは何も大袈裟な話ではなく、タイヤ製品の本質にはいつの時代も人々の生活を安全に快適に支えるという、とても大切な役割を帯びているものです。今回、改めてADVAN Sportの幅のある世界観をスポーツという側面を通して表現できたことは、ADVAN Sportが幅も奥行きもある豊かで楽しいライフスタイルに寄り添うことができるタイヤなのだと、自分自身が改めて気づけるよい機会にもなりました。サイズラインアップもV107は18インチから24インチ(V105は17インチから23インチ)までと豊富ですし、ブース出展や映像からも見て取れるように、かなり幅のある車種ラインアップにも対応できる製品でもあります。この機会にぜひ、ADVAN Sportのそうした新たな魅力に気づいていただけたら嬉しいですね」

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