2015 JKC KF Div. Round 5&6 Report

【全日本カート選手権 KF部門 第5戦&第6戦/茂原・東】

厳しい暑さのタフな展開となった茂原、
ヨコハマタイヤ勢は粘り強い走りで完走!!

JKC KF Division Round 5&6

開催日 2015年7月18日-19日
開催場所 茂原ツインサーキット・東コース
(千葉県)
天候 晴れ
路面 ドライ
決勝周回数 26周
参加台数 24台 (ヨコハマタイヤ装着車 2台)
2015 JKC KF Div. 第5&6戦

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2015年・AUTOBACS全日本カート選手権KF部門の第5戦と第6戦が、千葉県茂原市の茂原ツインサーキットで開催された。レースウィークの天候は、台風一過で土曜日には天候も回復。全セッションがドライコンディションで行われた。今大会は東地域シリーズとの併催となるため、土曜日に公式練習、タイムトライアイルと第5戦予選を終了させる2日間開催で行われた。

ヨコハマタイヤユーザーは瑞浪大会に引き続き、三村壮太郎選手(MAD-CROC Karting)と清原章太選手(ADVAN HIROTEX)の2名が参戦した。

土曜日の午後より行われたタイムトライアルは、7分の間走行したベストタイムで争われる。ここでの結果は、第5戦と第6戦の予選ヒートの順位を決定する大事な走行。両選手はベストな位置取りを探り走行を開始するが、夕方に行われたことで昼間には上がった気温が一気に下がってしまい、アンダーステア傾向が強まってタイムを伸ばすことは叶わず。三村選手15位、清原選手23位でタイムトライアルを終えた。

その後、第5戦の予選ヒートが行われ、三村選手10位、清原選手21位というリザルトに。

第5戦の決勝は26周、綺麗なローリング隊列から抜群のスタートを決めた三村選手は2コーナーをクリアする時点で6番手まで順位を上げ、瑞浪大会の続きポイント獲得が期待された。

しかしながら午前中の早い時間帯にレースが行われたこともあって気温が上がりきっておらず、タイヤには厳しいコンディションに。ペースがいまひとつ上がらず、三村選手は13位、清原選手14位で、惜しくもポイント獲得とはならなかった。

第6戦も第5戦と同じ26周で行われた。三村選手9番手、清原選手17番手からレースをスタート、1コーナーをクリアして迎えた2コーナーで波乱が起こる。三村選手の前を走行していた選手がスピンして、数台を巻き込んでストップ。三村選手と清原選手はそれを避けるために大回りのラインを通ったことで、ポジションを落としてしまう。

懸命の追い上げにトライした両選手だったが、レースウィークで終始悩まされていたアンダーステアが解消されず、三村選手14位、清原選手15位でチェッカーを受けた。

DRIVER VOICE

三村壮太郎 選手 [MAD-CROC Karting]

【今回の成績 : 第5戦 13位 / 第6戦 14位】
タイヤの作動温度が実際の路面温度よりも高く、路面温度が高い状況では良かったのですが、低い路面温度に対応することができませんでした。特に第6戦の決勝では気温、路面温度ともにぐっと低くなったので、アンダーステアと格闘し続ける展開になってしまいました。今大会は、路面温度の変化に伴うグリップ力の変動が激しく、路面温度に翻弄されてしまうレースとなってしまいました。

清原章太 選手 [ADVAN HIROTEX]

【今回の成績 : 第5戦 14位 / 第6戦 15位】
前戦瑞浪の反省を踏まえ、異なるタイプの車両を持ち込んで挑んだ今大会でしたが、期待をしていた通りにはいきませんでした。土曜日からはエンジントラブルがでてしまうなど、ペースが良くなくタイムトライアルは非常に厳しい結果となってしまいました。予選、決勝のレースでは、課題であったスタートを決め、しっかりと順位を上げていたのですが、ペースが不足しておりズルズルと後退してしまう苦しい展開となってしまいました。