2020年8月22日
ショップブログ
今週のお題「265/30R22」 店長K
突然ですが、問題です。
(1)265/30R22の30扁平のタイヤ
(2)165/45R16の45扁平のタイヤ
タイヤ横の厚み(断面高さ)が大きいのはどちらでしょう?



正解は
(1)の265/30R22の30扁平のタイヤ
です。
皆さんは、タイヤのサイズ表記について、どれくらい理解されていますか?
実は、我々業界人ですら、100%全て把握してる人は少ないんじゃないかというくらい、複雑なのがタイヤのサイズ表記なんです。
(僕自身も100%は完全に把握しているとはいえません)

そんな複雑怪奇なタイヤサイズ表記の中でも、今回の問題を正解された方は初級レベルをクリアされているといえます。
今回の問題を正解する為には、下記の段階で知識が必要となります。
(1)まず、そもそもどんな表記がタイヤサイズを表しているのか知っている (そもそも車に興味が無い方は、この時点で解りません)
(2)上記表記例 195 / 65 R 15 91 H の中で、タイヤの厚み(断面高さ)に関わる数字がどれなのか解っている。
(3)扁平率という概念と、その理屈がちゃんとわかっている。
この三つの知識が無いと、今回の問題は解けません。
今回の問題で、初級者がよく引っかかるのが(2)と(3)の関係です。
195/65R15 91H というサイズの中で、65がタイヤの厚みを表していて、それは扁平率と呼ばれている事はわりと多くの方が知っています。
(少なくとも、誰しもがマイカーに憧れて、車を買ったら必ずアルミを変えたりした世代は)
大昔は、純正より薄いタイヤが扁平タイヤなんて呼ばれたりしていました。
(純正が70扁平とか80扁平が当たり前の時代に、60扁平のタイヤは扁平タイヤと呼ばれていたそうですよ)
ですが、そこで単純に65という数字がそのまま厚みの絶対値を指す数字だと誤解されている場合があります。
つまり65のタイヤなら、絶対に60よりは分厚くて70よりは薄いという誤解です。
もし、ここの数字が指すものがミリやインチであればその通りだったのですが、ここの数字が現しているのは扁平率なんです。
そう、率ということは何かに対しての割合なわけですね。
そして、その何かが直前の195という数字に掛かっているわけです。ちなみに、この195は絶対値でミリなので、そのまま195mmって意味です。もう、ややこしいことこの上ないですね(笑)
(更にいえば正確に195mmなのではなく、約195mmなんですがその辺りは初級偏では割愛です)
だから、この場合は195mmの65%がタイヤの厚みということになるので、約126mmということになります。
ですので、これらの概念が解っている貴方は自身を持って、「自分はタイヤサイズの事は解っている」と宣言して頂いてまったく問題ありません(笑)
では、最後に今回の問題のそれぞれのタイヤ厚みを計算して見ましょう。
お手元に電卓をご用意ください。
自信のある方は暗算でいきましょうw
(1)265/30R22
厚みは265の30%なので・・・
265x0.3 =79.5
(2)165/45R16
厚みは165の45%なので・・・
165x0.45=74.25
ということで、45扁平の(2)より30扁平の(1)のタイヤの方が、厚みは大きいということになります。

ちなみに、今回の作業
スタッフYさんは、タイヤ入替作業で汗かかず
スタッフaくんは、タイヤバランス作業で汗をかき
僕はPITと店内を行ったり来たりとうろちょろしておりました(笑)
そんなわけで、今週はスタッフ全員に共通のお題を出すというブログを書いてみました。
それぞれの個性が垣間見えたのではないかと思います。
評判がよければ、またやってみようと思います。
とはいっても、このブログは巷のSNSみたいなコメントもイイネもアクセスカウンタすらないので、反響を知る術がありませんけどね(笑)








