2020年8月8日
ショップブログ
ソフトでもハードでも

ある日の出来事。
翌月に装着を控えた、高級アルミホイールのフルセットを検品しています。
今回は、アルミホイールとタイヤだけでなく、ブランドナットと色を揃えた最強マックガード、そしてハブリングもご注文頂いております。
僕は、大昔に一度苦い経験があります。
それは、今から10年以上前の僕がまだ某系列店の下っ端スタッフだった頃。
ある有名ホイールメーカーのホイールをご注文頂き、それを今ついているホイールと入れ替えるというご注文でした。
その為、ホイールセットではなかったので、事前に届いていた新品ホイールは開封されずに交換当日まで置かれていました。
(もしかしたら、中身のカラーチェックや傷チェックぐらいはしていたのかもしれませんが)
そして、当日事件は起こりました。
ホイールが1枚だけPCDが違っていたのです。細かな記憶はあやふやですが、確かPCD114.3が正しいサイズで、外箱の表記も114.3であったのに1枚だけ中身がPCD100だったのです。(穴の数が違うなら一目で気づきますがPCDは最初から疑ってかかってなければ気づけません)
完全にメーカー工場の梱包ミスなのですが、結果的にお客様には大変なご迷惑をおかけすることになりました。
そして、この問題は我々がメーカーを妄信していた為に、未然に防ぐ機会をみすみす見逃していたという我々販売店のミスでもあるのだと感じました。
例え箱の表記が正しくても、中身が間違っているんじゃないか? という疑いを持つことが必要なのだとわかりました。
どんな有名な大メーカーであっても、人間がやっている作業には間違いはつきものです。
そして、向こうのミスだからといって当日中に代替品を持ってくるなんて対応は、メーカーはしません。
(これはおそらくメーカーだけでなく、通販も同様です)
それによって、失われてしまうのはお客様の貴重な時間です。
では、いったい誰がお客様の貴重な時間を守れるのでしょうか?
それが唯一できるのが、地元小売店のフットワークなのです。
以前、この検品でボルトのアルマイト不良を発見したことがあります。

ホイール、ナット、ハブリング、その全てが間違いないものであるかを確認し、当日お客様が100%確実に装着できる準備を行う。
確率にすれば僅かな差でしかないのかもしれません、インターネットで直接買っても99%は大丈夫かもしれません。
ですが、我々にはこの1%の差を大事にしていきたいと思っています。
その1%の中にあるものこそが、この業界を生き残っていく上で必要な”何か”なのだと信じています。
当店は、モノ(ハード)を提供するだけでなく、お客様の幸せ(ソフト)も提供する、
座布団と幸せを運ぶ山田隆夫さんのような存在を目指していきたいと思っております。(・∀・)








