2024年7月27日
ショップブログ
カムロードの アライメント調整をした話 前編

トヨタ カムロード のアライメント調整を行いました。
今回のアライメント調整の目的は
ハンドルセンターずれの修正
です。
今回のアライメントは、車が特殊なために春の段階で事前にお問合せを頂いており、メールで打ち合わせを行っていました。
具体的には アライメント調整が出来るかどうか? という問題です。
更に具体的に言えば、当店のアライメント器具が装着できる車両か? という問題になります。
当店でのアライメント測定器具は、ハブボルトに装着するタイプであるため、装着できる車両が限られています。

それで、事前打ち合わせの結論としては
アライメント器具が装着できる可能性は高い
となりました。
データ上は、基本的には200系ハイエースと同じだったからです。
ただ、最終判断は実車を見てから
という予防線を張る事は忘れずに(この辺りは長年の店長経験です)
アライメント作業日の前日夕方からお車をお預かりすることになりました。
それで、予定日にご来店頂き、現車を見て
僕は過ちに気づいたのです。

現物を見た瞬間、アライメント器具が付かない事がわかりました。
いや「付かない」というのは間違いですね。
厳密にいえば
「測定器具は付くけど、測定できない」
が正解です。


こちらが通常のアライメント風景です。
もう、これを見れば一目瞭然ですよね。
そうなんです。
架装されたキャンピングカーならではの大幅に拡幅されたFRPのボディが邪魔で
アライメント測定の糸が通らないのです。
(おそらくですが、この状況になってると3Dテスターも難しいでしょう)
はて、困りました。
この状況で測定をするには、測定器具に下駄を履かせなければいけないわけですが、その高さは相当な高さになります。
そして、全部で8本ある足の全てを均等に高くしないといけません。
その方法論は、ある程度考えつくんですが、現状では出来ません。
その為、誠に申し訳ないことではありましたが、本日はお帰り頂くことになりました。
お客様としても、車が車なだけにあちこちでお断わりされていたらしく、半ば予想できた感があったようで諦観ムードでした。
ただ、この時の僕の中では「絶対に無理ではない案件」という感じではあり、
ただ、それを100%確実ではないので、この時点で車を預かるわけにはいかなったというのが正直なところです。
その為「方法の目途が立ったら連絡する」という事で、作業は延期とさせて頂きました。
とはいえ、こちらとしてもこの二日間の予定をこの為に開けていたので、なんとか今晩中に解決できるのがベストではあったのです。
次回「カムロードの アライメント調整をした話 後編」へ続く








