2022年6月25日
ショップブログ
カレー買い常時の店長さん
唐突なんですが
先週の公休日、とてもとても久しぶりに映画館で映画観に行ってきました。

実は、当日映画を観ようと思ったのも唐突な話で、
その日に映画を観ようと思ったのは、実際その時見ることになった映画の上映開始時間の2時間前です(笑)

なんでそんな唐突な事をしたのかといえば、一言で言うならばメンタルヘルスの管理といったところでしょうか。
とにかく、ここ最近ずっとストレスが溜まる一方で、休日のほぼ全て時間を注いでいる趣味の創作活動も、いまいち気分が乗らない状況。
この日は特にそのメンタル不調がピークで、家を出てガレージに向かう前に朝食兼昼食をとろうと道中にあるCoCo壱の店前まで来た時、何かこうストンと身体を動かすモチベーションがマイナス振り切っちゃったんですよね。
それで、ガレージに向かう気が全く無くなってしまって、だからといってこれで家に帰ったら一体自分が何をしてるんだろう感がマッハで加速しちゃうので、どうしようかとふと思ったときに
「そうだ、津イオンで映画観よう! 」
ここ最近出来た新型店舗である津イオン南にはまだ片手で数えるほども行った事が無いのですが、そこのイオンシネマには一度も行った事が無いので(普段は行きやすい109明和行っちゃいますからね)一度行ってみようと思ったんです。
映画も、話題の『トップガン マーベリック』に興味がありました。
自分は初代トップガンを見てないのですが(記憶の中で観たつもりでいたのは、トップガンではなくライトスタッフだった)、まぁこの手のは前作を知らなくても楽しめるように出来てるはずなので問題ないと。
それに、津イオンには別の理由でも一度行きたい店があったので丁度いい。
「今日という日は、自分は津イオンに行くつもりだったのだ!」
と自分に自己暗示レベルで言い聞かせて、普段とは別の方向に車を走らせ一路 津イオン を目指しました。

そして、津イオンに着いて、真っ先に向かった場所がここ。
からあげ専門店 縁さん


お目当てがこれ。
カレーからあげ
これより少し前に、SNSのフォロワーさんから情報を貰っていたのです。
ここ最近は世間でカレーな新商品がでると、何故かその情報が僕の元に集まってきます。
原因は謎です。
食べ終わったら、まず先にチケットの発券だけをしておきます。

・・・
OK、皆まで言うな。
皆こう言いたいのだろう?
「「お前、トップガン観に来たんじゃないのかYo!」 」
確かに、僕は津イオンに来た理由は、 トップガン と カレーからあげ だ。
しかし、オンラインチケットを買おうと津イオンシネマのWEBにアクセスし、上映スケジュールを確認した時、信じられないものを見たんだ



まさかの不意打ちです。
まさか、こんな三重の南の片田舎で高木さん*1なんて上映してるとは。
アラフォーに片足突っ込んでる僕ら世代の三重県民にとって
木曽川を渡る劇場アニメは『ドラえもん』と『ジブリ』だけ(あとドラゴンボール)
という常識が生まれる前から刷り込まれているんです。インプリンティングってやつです。
(なお僕が生まれた翌日に公開されたのが「風の谷のナウシカ」なので、生まれる前にジブリ映画は存在しませんが)
その常識が覆されたのが、20世紀末に登場した新世紀エヴァンゲリオンに端を発した第三次アニメブームで、文字通り新世紀になった00年代からドラえもんやジブリほどの知名度が無い劇場作品でもどんどん木曽川を渡ってくるようになったのですが、それでも鈴鹿川を越えて雲出川まで迫る事はまず無いのが平成後期の新常識だったのです。
一応、高木さんはドラえもんやコナン(未来少年じゃないよ)と同じ天下の小学館ですが知名度のレベルが全く違うので、平成の常識ではこのクラスだと最南端でも鈴鹿までしか下りて来ないと考えるのが妥当であり、映画をやってるのを知ってても、1時間以上車を走らせて見に行こうと思うにはもう自分は歳を取り過ぎましたので、1年くらい経ったら公開されるだろうアマプラ待ちでした。
そんなつもりでいたので、上映スケジュールの中に高木さんを見つけた時、僕は思わず呟いたのです。
「これが令和か」
と。
近鉄急行に乗って大阪まで片道2時間かけて観に行ってた中学生の頃から四半世紀の時が過ぎ、時代はかくも変わりましたな・・・
全てが輝いて見えたあの頃
何もかもが新鮮だったあの頃
あの頃の自分は、全身が好奇心とモチベーションの塊でした。
もし、あの時モチベーションを貯金する事ができたなら、どんなに素晴らしい事だっただろうか。
そんな、何だかよく分からない感慨と郷愁の波に突き動かされた僕の指は、気がついたら高木さんのチケットを購入していました。
なんだか、枯渇した精神ポイントが癒されるような気がしたのです。トップガンよりも高木さんの方が。
丁度、自分が見る事になる19時スタートの枠が、1日の上映スケジュールの中で、たった1回きりの大型スクリーン&大音響のスクリーンでの公開だったという偶然も背中を押しました。
余談ですが、誰もが知るスタジオジブリ最大のヒット作品「千と千尋の神隠し」の公開当時。地元の映画館で一度観たにもかかわらず、当時鳴り物入りで全国の最先端劇場に導入され始めたDLP上映を見てみたくて、わざわざ大阪の映画館にまで足を運んだ事もあったりするほど、この手の「最新のテクノロジー感」には弱いんですよね。
*1 月刊少年サンデー(ゲッサン)で連載中の学園ラブコメ作品。詳しくはwikiを見るがよい。 なお、ゲッサンといえばあの名作「アオイホノオ(著・島本和彦)」が連載している事でもあまりにも有名



もしかしたら、僕は早まったかもしれない
そんな事をふと思ったのは、上映開始時間までに腹ごなしをしようと(その日、まだ何も食べてなかったので)
津イオン内にある東洋軒*2で注文した、いつ以来かも覚えてないくらい久しぶりのブラックカレーを席で待っている時でした。
ナンだかよく分からない(今食べてるのはまぎれも無くライスだけど)情動に突き動かされてチケット買っちゃったけど、冷静になってくると、中学生のハートフル青春ラブコメディが繰り広がられてる大スクリーンのど真ん中の席で、アラフォーのおっさんが一人で観てる構図を客観的に想像し始めてしまいました。
これ、むしろ精神ポイント削られる んじゃないのか?
一番いいとこで見ようと、うっかりど真ん中の席をとっちゃったけど
もしも、自分の席の周りを この作品の主人公の高木さんと西片君のような思春期大爆発な学生カップルとか、スピンオフの(元)高木さんと西片君とちーちゃんのような幸せファミリーなんかに囲まれたりしたものなら、それはもう相当な精神修練になるのではなかろうか?
なんか、この階段を上った先にあるイオンシネマが、高野山かなにかに見えてきました。
僕は映画の観客ではなく、一人の修行僧なのかもしれません。
映画を観終わった時、悟りが開けるかもしれません。
*2 津市民はご存知の東洋軒のブラックカレー。実はここ2006年に店長Kが入社した時、その年の内定者と当時の弊社幹部との懇親会の会場となったのが東洋軒本店だったのですが、残念ながらその時カレーは出なかった。あの時同席した同期はもう誰もいません・・・

・
・
・
観了
映画本編の感想をここで語るのは止めましょう。ネタバレするのもよくありませんしね。
唯一つだけ、これから見ようという人にアドバイスをするとしたら
「この映画と大音量は相性悪い」
という点でしょうか。多分、この作品は普通のスクリーンの方が良いと思います。
大音量・大画面のスクリーンと相性が良いのは、派手なアクション映画や特撮モノ
それこそ、もともと観るつもりだったトップガンとか、あと話題沸騰中のシン・ウルトラマンとかでしょうね。
それと、もう一つ
やはり、この映画館は心の高野山だったのかもしれません。
何故ならば
そこには修行僧たちしかいなかった
のだから
おわり
エピローグ

映画館を出た後、先ほどのレストラン街に戻ってくると
なんとさっきブラックカレーを食べた東洋軒の裏手にインドカレー屋さんがあり
まさかのビリヤニがあるではないですか。
どう見ても、これはビリヤニではなくビリヤニ(自称)っぽい気がしますが
三重県南部のインド系カレー料理屋でビリヤニ出してるお店はほぼ皆無なので、これは試さねばなりません。
さっそく入店して・・・
と思ったら、残念ながらラストオーダーは過ぎていました。残念。(´・ω・`)
さて、今からどうしましょうか。
結果的には、ちょっとだけ精神ポイントが回復していたので、今から西進してガレージに向かうことにしました。
翌日は定休日でしたので夜更かしも大丈夫です。



途中、国道沿いにあるこのお店に飛び込みました。 まだギリギリやっていました。
ナマステ ネパール
以前、ここの店主に
「ネパール人って、普段何食べてるんですか?」
って聞いたら
「コメ」
って言ってたので、以来僕はここに来ると高確率で米を食べてます。
(まぁインドだろうがネパールだろうがナンは主食じゃない事は今じゃ有名ですけどね)
昔はインド系カレー屋さんでナンを頼まないなんて考えられなかったのですが、このメニューのように米が確定されているタイプのメニューがあると、西欧系カレーとはまた違うタイプの米が合うカレーと惣菜が出てくるので侮れません。
普通のインドカレーセットで、ナンかライスかを選ぶような場合はナン一択ですけどね。








