2011年6月10日
ショップブログ
ウクライナから来た男(旧TG松阪ブログ復元シリーズ)
このブログは、2011年6月10日に書かれたブログです

火曜日の事。
店長と一緒に暇を持て余していたデスクワークに勤しんでいると、見知らぬ風体の白人が来店されました。
その白人は、開口一番。
「コンニチハ(ペコリ) ワタシ ハ ウクライナ カラ キマシタ ガクセイ デス。 ガクヒ ノ タメ ニ テヅクリ ノ アクセサリー ヲ ウッテイマース」
そういうと、その自称ウクライナ人は、手に抱えいていた木箱を開けると、中にはマトリョーシカとか、なんかそういうロシアの民芸品みたいなものが入っていました。
はっきりいって、めちゃくちゃ怪しいです。(笑)
本当に学生で学費を稼ぐなら、こんな非効率的な行商をするより、外国人労働者が多くいるようなバイト先を、然るべき機関から斡旋してもらったほうが、はるかに効率的でしょう。
だって、見るからに怪しいんですもの。
たぶん、そういう商売なんだろうなと察しました。
異国からきた苦学生を装い、日本人の浪花節的なところに付け込んだ商売なのでしょうね。
まぁ、高齢者を狙ったオレオレ詐欺とか、リフォーム詐欺とかに比べれば、よっぽど真っ当だし、害も無く健全なので嫌悪感はありません。
ここで追い返すのも有りですけど、それではせっかく珍しい出会いを無駄にするのでつまりません。
むしろ、この自称ウクライナ人に興味がわきましたので、いろいろ聞いてみることにしました。
といっても、僕は英語もロシア語もスワヒリ語も解りませんので、ほとんど日本語で通します。なにしろ、彼の自称するところによると日本には語学を学びに来たらしいので。
スタッフK(以下K)「貴方の年齢はいくつですか?」
自称ウクライナ人(ウ)「・・・(・∀・)?」
駄目じゃん(;´Д`)オイ、語学留学生
しょうがないので、片言の英語交じりでコミュニケーションをとることにしました。お互いネイティブじゃないので、発音や文法など気にしません。
K「はぅおぉ~だ~ゆぅ~♪」
ウ「オー ワタシハ ニジュウヨンサイデス」
K「とぅえんてぃふぉー!?」(どう見ても年下には見えんかったので。欧米人って年齢より年上に見えますよね)
ウ「ソウデース」
英語で聞く日本人に、日本語で答えるウクライナ人という変なコミュニケーションが形成されていました。
K「日本の何が好きですか?」
ウ「・・・(・∀・)?」
駄目ですこの人。日本語はSpeakオンリーっぽいです。
K「ほわっと じゃぱに~ずかるちゃぁ~ どぅ~ゆぅ~らいく?」
ウ「・・・( ゚д゚)?」
そろそろ僕の英会話能力の限界が近づいてきたようです(レベル低っ)
K「あ~ 神社 とか そーいうのが好き?」
ウ「オー ジンジャ? イエス ジンジャ スキデース キモノ アニメ・・・」
なんとか意味は伝わったようです。
それにしても、外国人に日本の何が好きって聞いたら答えるランキング ベスト5には入るベタな回答が返ってきました。
ほかに、どこの学校に来ているのかとか(三重大かと聞いたら、名古屋の学校とだけ言っていました)、学校では何を学んでいるのかとか、まぁいろいろと日本語と英語とジェスチャーを使って、異文化コミュニケーションを一方的に楽しんでみました。
でまぁ、最後にここまで付き合わせておいて、何も買わないのは悪いので、彼の言う自称手作りグッズの中から、鉛筆を1本買わさせてもらいました。
彼にもノルマがあるでしょうし、まぁ頑張って僕の会話を理解しようと努めてくれてたので。
ちなみに、これ1本で500円です。 まぁ、実際にウクライナのお土産屋にいけば、それくらいの値段がついてそうですね。地元民は絶対に買わないんでしょけど。(笑)
彼が帰ってから、(絶対にこれは他でもやってるだろうと踏んで)”ウクライナ””行商人”っていうキーワードでググッてみたら、案の定目撃例が多数出てきました。
売っているモノがまったく同じなのが笑えます。
それにしても、このビジネスモデルがちゃんと成立するのかは謎です。僕みたいな変人は、そうそういないと思いますので。








