※YFS型は降雪地向け仕様
NETIS登錄技術申請中
YHT型
YFS型
YHT-N型
表面は鋼製櫛型で伸縮(止水)ゴム部を一体成形での加硫接着技術により鋼材と強固に一体化させた構造です。
更に遊間部内面鋼材にゴムライニングを施した長期の防錆と止水耐久性を実現した荷重支持型の汎用ジョイントです。
900万回の繰り返し載荷試験を行い耐久性を確認しています。また、止水ゴム部も最低10mm厚を確保し、異物噛み込み等による損傷に強く、更に遊間部内面をゴムライニングする事により、内部滞水による防錆に強い構造になっています。
伸縮量90mmタイプでも、100mm以下の製品高を実現しています。結果、箱抜き深さを最小限に抑える事が可能となり、特に補修工事で優れた施工性を発揮します。
現地設置作業では特殊な設置用型枠が不要で容易に設置が可能です。
ジョイント内部の止水ゴムは、一体成形での加硫接着技術により側板鋼材と分子レベルで強固に結合した一体構造となっています。このため一般的な接着構造やボルト止め構造の製品と比較して長期止水耐久性を維持することが可能です。
また、製品間の現地接続部にはパッキン構造ならびに特殊自然加硫ゴムを採用することで工場接続と同等な長期止水耐久性を保持できます。
降雪地域における除雪車のグレーダーガイドも用意しています。
20型・30型は、誘導板付をYFSと称します。
YHT(YFS)型(20・30)
YHT-70-N型
YHT-50-N型
YHT-90-N型
YHT-90-N改型
※初期調整により100mmにも対応可能
形式 | 許容伸縮量 | 許容鉛直変位 | 標準床版遊間 | 復元移動量 | 本体重量 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
橋軸方向 | 橋軸直角方向 | 鉛直方向 | ||||||
伸び | 圧縮 | |||||||
(mm) | (mm) | (mm) | (mm) | (mm) | (mm) | (mm) | (kg/m) | |
YHT-20型 (YFS-20型) |
20 | 20 | 96* | 120 | 15 | ±44 | ±100 | 33(37) |
YHT-30型 (YFS-30型) |
30 | 20 | 101 | 140 | 20 | ±55 | ±100 | 34(38) |
YHT-50-N型 (YHT-50-N型誘導板付) |
50 | 20 | 150 | 100 | 30 | ±50 | ±100 | 57 |
YHT-70-N型 (YHT-70-N型誘導板付) |
70 | 20 | 160 | 100 | 40 | ±40 | ±100 | 65 |
YHT-90-N型 (YHT-90-N型誘導板付) |
90 | 20 | 200 | 100 | 55 | ±45 | ±100 | 87 |
YHT-90-N改型 (YHT-90-N改型誘導板付) |
90 | 20 | 200 | 100 | 55 | ±45 | ±100 | 88 |
斜角45°より小さい橋梁への適用の場合は御相談ください。
鉛直変位は、本体の追従性能として100mm以上であることは確認されていますが、走行性等を考慮して20mmの許容変位としています。
YHT-90-N型は条件により溝間隔が広くなる場合があります。
※ 自転車等の遊間部落込み低減に配慮したタイプが『YHT-90-N改型』なります。
オプションとして二次止水装置、地覆立上りジョイント、歩道用仕様などを用意しております。
伸縮装置本体と地覆立上り部の止水断面を同一構造にすることで、挙動の違いによる乖離等が生じ難い構造となっています。
地覆部の厚さを34mmと薄くしたことで、橋梁地覆部への影響を最小限に抑えました。
耐久性試験では、熱老化促進試験後に繰返し伸縮試験(30年相当)を実施し異常が発生しないことを確認しています。
接続イメージ
地覆部止水処理例
歩車道境界部止水処理例