クッションタイヤとは

通常のタイヤ(ニューマチックタイヤ)には空気が入っていますが、クッションタイヤは空気が入らず中までゴムでできています。空気が入っていないため、パンクしないことから、ノーパンクタイヤとも呼ばれています。
この特徴を利用して、主にフォークリフトなどの荷役運搬等の産業用車両に使用されています。当社製品は国内だけでなく米国をはじめ世界30数ヶ国に輸出されています。

クッションタイヤは5つのSを追求します

  1. Save Cost

    空気入りタイヤよりも寿命が長いため大変経済的です。
    タイヤ自体の値段は空気入りより高くなりますが、使用期間を考えればトータルコストは安くなります。

  2. Safety

    急なバーストやパンクがないのはもちろん、積み荷の落下や破損の危険を減らし、作業の安全性を高めます。

  3. Stability

    荷重に対するタイヤの変形が少なく、特にハイマストタイプのリフトでフォークの位置が決まり、車両の安全性が非常に優れています。

  4. Smooth Steering

    ハンドルを切ると直ちに応答し、操作が楽でオペレーターの感覚と合い、迅速、且つ、確実な荷役運搬が可能です。

  5. Surprising Maintenance Free

    空気入りタイヤと違い空気圧の点検が必要なく、スペアタイヤを持つ必要もありません。

構造について

クッションタイヤは2層構造と3層構造があります。

  • 2層構造

    一般的なクッションタイヤの構造で、トレッドゴムとベースゴムに分けられます。ホイールとの勘合部の強化、空転防止のため、比較的堅いゴムをベース部に用います。

  • 3層構造

    乗り心地向上のため、ベースゴムとトレッドゴムの間に柔らかい中層ゴムを入れることで空気入りタイヤのような乗り心地が得られます。

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