ニュースリリース

海洋産業の世界最大の展示会「OTC.06」に出展

マリンホース、空気式防舷材の新商品を紹介

2006年04月26日

  • 工業品関連

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は「2006 オフショア・テクノロジー・カンファレンス(OTC.06)」で、開発の活発な海底油田設備向けの新商品を紹介する。ひとつは浮体式海底油田設備でタンカーへの原油輸送に使う「SUPER STREAM HOSE(スーパーストリームホース)」。油漏れ対策や耐久性向上に加え、ジョイントの金具部分がぶつかっても船体を傷つけない工夫を施した。もうひとつは、空気式防舷材の空気圧モニタリングシステム「FENDER watch(フェンダーウォッチ)」で、空気圧点検の手間を大幅に軽減できるのが特徴。

「OTC」は、海洋における石油・ガス開発、探鉱などの技術や商品が集結する世界最大規模の展示会。各社のVIPが数多く出席するため商品アピールに最適な場として知られる。横浜ゴムは昨年の同展示会で引き合いが増え、マリンホースの新規受注につながったため、今年も出展を決めた。5月1日から4日間、米国テキサス州ヒューストンのリライアントセンターで開催され、参加国は110カ国、出展企業は2000社以上になる見込み。

そのほか、海洋上石油設備などの係留に使う「GLOBUY(グローブイ)」を展示するほか、係留システムのシミュレーションソフト「IAMOS(イーアモス)」のデモストレーションを行う。マリンホースの「Seaflex(シーフレックス)」シリーズから、夜間にボートとの衝突を防ぐため太陽光発電ライトが付いたフラッシングホースや、海上汚染対策として油漏れ検知機能の付いたダブルカーカスホースなどをパネル展示する。
 
横浜ゴムは世界有数のタイヤメーカーであるとともに、空気式防舷材で世界市場で80%のトップシェアを占め、マリンホースでも第3位の高いシェアを持つ。そのほか、高圧ホース、シーリング材、コンベヤベルト、ゴルフ用品、航空部品などさまざまな事業を展開している。

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ブースイメージ図

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