ニュースリリース

PRGR「TR-X 925 CR」新発売

「クロムメタル」採用の飛距離志向アイアン

2004年08月02日

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 横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、PRGR(プロギア)ブランドのアイアンセットの新商品「TR-X 925 CR(ティーアールエックス・キューニゴ・シーアール)」を、(株)プロギア(社長:畝尾伸好)を通じて10月末から発売する。発売モデルはヘッドスピード「M-40(40m/秒)」「M-37(37m/秒)」の2タイプ。価格は4番~Swの9本セットで226,800円(本体価格216,000円)。

 「TR-X 925 CR」は、クロムメタルを採用した「新ツインメタル構造」により、「飛び」と「易しさ」を向上させたアイアンセット。フェースとボディにクロムメタル、ソール全面に比重の重いタングステンを使用した複合構造のヘッドをもつ。高強度なクロムメタル(SAE4130)の採用により、従来のステンレス素材に比べて薄く、高い反発を生むフェース設計が可能となり、大きな慣性モーメントと、最適な重心位置が実現できた。

 また、打ち出し角度に影響するロフトを番手ごとに見直し、ロングアイアンとミドルアイアンのロフトを従来より寝かせ、キャリーの飛距離をアップさせた。さらに、ロフトに応じて偏肉部の高さを変えてフェース面の厚さを調節し、すべての番手でソフトで心地よい打感を実現した。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

TR-X 925 CR

TR-X 925 CR

PRGR「TR-X 925 CR」の特徴

「新ツインメタル」複合構造ヘッド

 「TR-X 925 CR」の最大の特徴は、フェースとボディにクロムメタル(SAE4130)、ソール全面にタングステンを使用した複合構造のヘッド。クロムメタルは、ステンレス(SUS630)の1.5倍の強度があるので、フェースを薄く設計することが可能となり、高反発フェースが実現した。(フェース上部の厚さは、従来モデル「925TR-Xアイアン」が2.3mmであったのに対し、「TR-X 925 CR」は1.9mm。)また、フェースを高くして構えやすい形状としたにもかかわらず、フェース重量を軽量化することができた。

クロムメタル採用の中空ツインメタル構造

フェースとボディにクロムメタル、ソール全面にタングステンを使用した「新ツインメタル構造」

ロフト設計の見直し

 市場ではストロングロフト化が進んでいるが、ロフトと飛距離の関係を見直した結果、ストロングロフト化により、ロングアイアンとミドルアイアンでは、キャリーの飛距離が落ちていることがわかった。そこで4番、5番アイアンではロフトを従来より傾け、キャリーの飛距離をアップさせた。番手ごとに最適な角度を求めて、ロフトを変更したことも飛びの向上に寄与している。

大きな慣性モーメントと低重心・深重心設計

 薄肉化により、慣性モーメントは2500g・cm2と大きく(従来モデルに比べ15%アップ)、低重心でありながら、深く、長い重心距離をもつ最適重心設計を実現した。

ロフトに応じた偏肉部の最適化

 ロフトが立つとフェースに当たるボールの位置は高くなる。そこでロング側ほど偏肉部分を高くし、最適な位置にボールが当たるよう設計した。これにより、全番手でソフトな心地よい打感が得られる。

振りやすく軽量な新ミディアムバットシャフト

従来品に比べ3g軽量化した、振りやすい新ミディアムバットシャフトを採用した。

PRGR「TR-X 925 CR」のスペック

M-40 M-37

価格
#4~Swの9本セット226,800円(本体価格216,000円)
1本25,200円(本体価格24,000円)