ニュースリリース

PRGRゴルフウェア2003年秋冬モデル新発売

寒さを感じない温度調節素材「アウトラスト(R)」を採用した高機能ゴルフウェア

2003年11月27日

  • ゴルフ

 横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)は、PRGR(プロギア)ブランドのゴルフウェアの2003年秋冬モデルを9月より(株)プロギア(社長:畝尾伸好)を通じて発売した。今回の主なアイテムは、ハイネックシャツ(12,000円)、長袖シャツ(12,000円)、アンダーウェア(4,200~6,500円)、ベスト(12,000~20,000円)、セーター(15,000~22,000円)、ブルゾン(25,000円)、ウィンターコンポ・ホットシャツ(16,000円)などで、いずれも温度調節素材「アウトラストメ」*を採用しているのが特徴。(価格はいずれも消費税別)。

 PRGRのゴルフウェアは“いかなる気候、天候においても快適なゴルフプレー”をめざし、高機能素材を使用している。2003年秋冬モデルでは、温度調節機能を備えたアウトラストメ素材採用の商品を取り揃えた。アウトラストメは、NASAのために開発された技術で、厳寒の天候下でも衣服内の温度をコントロールして寒さを感じさせず、快適な温度帯が得られるように機能する画期的な温度調節素材。これにより真冬でも快適なゴルフを楽しめる。

 なお、プロギア独自のコンセプトや商品ラインナップを紹介し、季節ごとにプロギアウェアの情報を提供する「PRGRウェアウェブカタログ」のホームページを10月から開設した。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

「ハイネックシャツ」

「ハイネックシャツ」

アウトラスト(R)について

アウトラストとは

アウトラストは、米国NASAのために開発された温度調節素材。運動したときに出る体温を吸収・蓄熱し、気温が低下すると蓄えた熱の放出を繰り返し、厳寒の天候下でも寒くなりすぎないよう、衣服内の温度をコントロールして、快適な温度帯を維持する画期的な機能素材。

アウトラスト機能の仕組み

 アウトラスト技術はマイクロサーマル素材で構成されており、大量の熱を吸収(吸熱)・保持(蓄熱)・放出(放熱)する、直径2ミクロン~3ミクロンのマイクロカプセルがウェアの糸の中に組み込まれている。このミクロ単位のカプセルの中には、温度変化に応じて液体から固体、固体から液体へと可塑的に様相を変える特殊な相変換物質(PCM=Phase Change Material)であるパラフィンワックスが入っており、この「アウトラスト・マイクロサーマルカプセル」が熱を吸収(吸熱)して保持(蓄熱)したものを放出(放熱)することによって、理想の温度帯にコントロールすることを可能にしている。
(写真は繊維のなかに組み込まれたマイクロサーマルカプセル)

アウトラスト構造図

温度調節の仕組み

アウトラスト(R)採用ウェアの特徴

理想の温度帯を長時間保持

アウトラストを採用したウェアは、暖かいクラブハウスや運動中は余分な熱を吸収してウェアに蓄熱し、寒い外気に触れたときや急激に温度が下がったときなどは熱を放出するため、暑いときには涼しく、寒いときには暖かい、理想的な秋冬のゴルフウェアとなっている。当社従来品との比較テストでも、急激な外気の低下に対し衣服内温度の変化が非常に小さく、特にアウトラスト採用ウェアを重ね着した場合に快適な温度帯が長続きすることがわかっている。 グラフは体感テストの結果(当社従来品比較)