10月22日、東京都千代田区の英国大使館で開催されたアストン・マーチン「V12 バンキッシュ」発表会に、横浜ゴム（株）の冨永靖雄社長が出席した。横浜ゴムのハイパフォーマンスタイヤ「AVS スポーツ」が、「V12 バンキッシュ」の標準装着タイヤに認定されたことから、日本での発表会に招待されたもの。
アストン・マーチン社（1914年設立）は英国の高級スポーツカーメーカー。映画「007」シリーズ第3作目「ゴールドフィンガー（1964年公開）」で、同社の「DB5」モデルが主人公ジェームス・ボンドが乗る“ボンドカー”として使用され、一躍世界的に知られるようになった。「V12 バンキッシュ」は、ことし春に発売された最新モデル。アルミ製シャシーとカーボンファイバーの超軽量車体に450馬力のハイパワーエンジンを搭載しており、日本での販売価格は2,260万円。発売開始以来すでに世界で700台以上の注文を受けている。「V12 バンキッシュ」は、2002年公開予定の「007」シリーズ第20作目でも“ボンドカー”として使用される。
横浜ゴムのハイパフォーマンスタイヤ「AVS スポーツ」は、世界で販売される「V12 バンキッシュ」全車両に標準装着される。優れたウェットグリップ力、高速操縦安定性、ノイズ低減による快適性が、プレミアムスポーツカーにふさわしいタイヤと認められた。採用タイヤサイズはフロント：255／40 ZR19、リア：285／40 ZR19。