ニュースリリース

鉱業界の世界最大イベント「MINExpo 2000」に出展

2000年11月01日

  • タイヤ関連

横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)の米国子会社ヨコハマタイヤ・コーポレーション(カルフォルニア州)が、10月9日から4日間、米国のラスベガス・コンベンション・センターで開催された鉱業界の世界最大規模のイベント「MINExpo インターナショナル 2000」に出展。ヨコハマ・ブースでは、建設車両のタイヤを効率的に管理する新開発のタイヤ温度モニタリングシステムが来場者からの注目を集めた。
横浜ゴムは、鉱山での採掘作業や輸送に使う建設車両用のバイアスタイヤで米国市場で約20%のシェアを持つ。同展示会では、耐摩耗性に優れたダンプ用ラジアルタイヤ「RB31」「RB41」、耐カット性が向上したローダ、スクレーパ用のバイアスタイヤ「Y524Z 」「Y67」を出品した。また、新開発の技術として、タイヤにトランスポンダを埋め込み、内部温度をリアルタイムに監視するタイヤモニタリングシステムを紹介。同システムはタイヤの長寿命化、車両運行の安全確保に貢献し、ブレーキやモーターなどタイヤ周辺部品の故障の早期発見に役立つ。タイヤディーラーなどの関心を集め、約3,000人が同ブースを訪れた。
米国のNational Mining Association(NMA)が主催する「MINExpo インターナショナル 2000」は、鉱業分野の最先端の技術、機械・設備、サービスが一堂に集結する鉱業界の一大イベント。展示会場(58,500平方メートル、東京ドームの約1.3倍)には、最新の探査システム、採掘機械、建設車両が勢揃いし、環境保全対策、新資源開発の技術なども紹介された。出展企業・団体は1,292社、来場者は約100,000人。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

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トランスポンダ(直径25mm、厚さ3mm)の内部

トランスポンダ(直径25mm、厚さ3mm)の内部