ニュースリリース

ヨコハマタイヤ装着車 ル・マン24時間レースでクラス優勝

2000年07月10日

  • モータースポーツ

横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)のレーシングタイヤを装着したル・マンGTクラスのポルシェが、6月17、18日にフランス・サルテサーキットで開催された「第68回ル・マン24時間レース」で、クラス優勝、総合17位を成し遂げた。
クラス優勝を果たしたのは、「チームTAISAN/ADVANポルシェ(ドライバー:福山英朗、余郷敦、B・ランバート)」。同車は決勝レースでル・マンGTクラス2位でチェッカーを受けたが、1位の車両がレース後失格となり優勝となった。ヨコハマタイヤ装着車のクラス優勝は、1995年(ホンダNSX:高橋国光、土屋圭市組)以来5年ぶり。
統と格式を誇るル・マン24時間レースは、ドライバーや車両にとって極めて厳しいレースとして知られている。レーシングタイヤにも高い性能が求められ、ル・マン特有のコースレイアウトに対応する高速耐久性が特に要求される。横浜ゴムは全日本GT選手権用のタイヤをベースに耐摩耗性を強化したル・マン専用タイヤを開発。万全の体制でレースに臨んだ。
今回のレースには2台のヨコハマ装着車がエントリー。プロトタイプクラスに出場した「ヨハンソン・マシューズ・レーシング」の車両はリタイアしたものの、「チームTAISAN/ADVANポルシェ」は初出場で初優勝という快挙を成し遂げ、ヨコハマレーシングタイヤの優秀性を証明した。

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