ニュースリリース

横浜ゴム、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラムに参画

2023年02月15日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)は2023年1月、自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、以下、TNFD)の理念に賛同し、自然関連財務情報開示フレームワークの構築を支援する国際的なステークホルダー組織である「TNFDフォーラム」に参画しました。

TNFDは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に続く情報開示の枠組みを構築するために2021年に設立された国際イニシアティブです。TNFDでは、自然環境や生物多様性に関するリスク・機会の情報開示を企業に促す枠組みを構築し、世界の資金の流れをネイチャーポジティブ※に移行させることを目指しています。
※生物多様性の損失を食い止め、回復軌道に乗せるという考え方

横浜ゴムは2010年に「生物多様性ガイドライン」を策定し、当社バリューチェーンでの生物多様性保全に取り組んできました。原料調達段階では、当社の事業にとって欠かせない原料である天然ゴムを持続可能な資源とするために、天然ゴム農園での社会・環境調査や、天然ゴム農園内の生物多様性と天然ゴムの収量増をもたらすアグロフォレストリーの取り組みを推進してきました。横浜ゴムは、TNFDフォーラムへの参画により、積極的な情報の開示に努め、今後も環境保全に関する取り組みをより一層加速させます。

横浜ゴムグループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のサステナビリティ経営において「未来への思いやり」をスローガンに掲げ、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていきます。