ニュースリリース

ヨコハマタイヤ・フィリピンがISO14001を取得

2000年12月20日

  • 経営関連
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横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)のタイヤ生産販売子会社「ヨコハマタイヤ・フィリピン」が今年9月、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得した。フィリピン国内のタイヤ会社としては初の取得となる。審査機関は「TUV Anlagentechnik GmbH (germany)」。
「ヨコハマタイヤ・フィリピン」は乗用車用ラジアルタイヤの生産販売拠点。98年の操業初年度から2年連続で黒字化を達成し、順調に業績を伸ばしている。欧州、中東、アジアへの輸出が中心で、一部をフィリピン国内向けに販売。昨年は年間150万本を生産販売した。フィリピン国内での自動車需要の増加を見込み、現在、首都圏を中心とする販売代理店の拡大など同国内での販売強化を進めている。2000年度はフィリピン国内での販売本数を昨年の3倍以上に引き上げ、輸出を含む全体では前年比10%増の165万本の販売をめざす。日量5,200本のフル稼働状態が続いているため、2001年には生産ラインを増強し日量5,900本まで生産能力を拡大する計画。
横浜ゴムは、国内の関連会社、海外工場などグループ全体で「ISO14001」の認証取得に努めている。国内では、すでに全工場が「ISO14001」を取得済み。

■ヨコハマタイヤ・フィリピン(Yokohama Tire Philippines, Incorporated)