ニュースリリース

横浜ゴムの尾道工場、操業開始40周年で記念祭開催

2014年11月04日

  • 経営関連

横浜ゴム(株)の尾道工場(広島県尾道市)が1974年の操業開始から40年を迎えたのを記念して、11月1日、同工場内で「40周年記念祭」を開催した。式には平谷祐宏尾道市長、福井弘尾道商工会議所会頭、横浜ゴムの後藤祐次取締役専務執行役員や尾道工場従業員とその家族など約600名が参加した。

記念祭は午前10時に始まり、冒頭で挨拶に立った横浜ゴムの後藤取締役専務執行役員は「尾道工場は横浜ゴム唯一の建設車両用(OR)タイヤ工場として、国内外の産業を支える鉱山用、建設用タイヤを製造しています。ORタイヤ製造技術を持つタイヤメーカーは世界でも限られており、横浜ゴムの誇りです。その尾道工場が今年40周年を迎えられたのは、ひとえに地元の皆さまの温かいご支援の賜物と深く感謝しています」と述べた。開会式に続いて参加者全員で「YOKOHAMA千年の杜」の植樹を行った。「YOKOHAMA千年の杜」は世界の横浜ゴムグループ生産拠点で、2017年までに50万本を植樹するプロジェクト。当日約1,900本の植樹を行い、同工場が目標としてきた約28,000本を達成した。その後、演奏会やコンサートなどを楽しむなどし、午後2時過ぎに散会した。

世界的な資源開発の活発化に伴い、ORタイヤの需要は2000年代半ばから急増している。尾道工場では2011年までに3期の工場拡張を行い、2011年の月産生産能力は対2006年比で1.5倍に当る1,700トンまで拡大している。またより高度な技術が要求されるORラジアルタイヤの開発も進め、2013年6月には超大型49インチラジアルタイヤの本格製造も開始した。尾道工場で製造されるORタイヤは78%以上が海外向け。工場従業員数は402名(2013年末)。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

尾道工場の全景

尾道工場の全景

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「40周年記念祭」で挨拶する横浜ゴムの後藤祐次取締役専務執行役員 (右から2人目)

「40周年記念祭」で挨拶する横浜ゴムの後藤祐次取締役専務執行役員 (右から2人目)