ニュースリリース
ヨコハマタイヤジャパンの北海道カンパニー 霧多布湿原の保存に向けボランティア活動を開始
2011年10月06日
- 経営関連
- サステナビリティ
横浜ゴム(株)の国内市販用タイヤ販売会社である(株)ヨコハマタイヤジャパン(YTJ)の北海道カンパニー(本社:札幌市)は、霧多布湿原の保存に向けたボランティア活動を開始する。その第一弾として、9月24日、瀬戸和男社長をはじめ釧路営業所の従業員計7名が現地へ出向き、外来種の笹刈りや木道の張替え作業を行った。
北海道厚岸郡浜中町にある霧多布湿原は、面積3,168ヘクタールと日本で3番目の広さを持つ湿原で、1993年に湿地保存に関する国際条約であるラムサール条約にも登録されている。湿原は約3分の1に当る1,200ヘクタールが民有地のため、現在、NPO法人霧多布湿原ナショナルトラストが中心となり、用地買取りによる保存活動(ナショナルトラスト)が全国的に会員を募る形で進められている。
北海道カンパニーは“豊かな自然に恵まれた北海道の環境保護”をカンパニー理念のひとつに掲げており、従来から具体的な活動対象の検討を進めてきた。そうした中、すでに霧多布湿原ナショナルトラストの法人会員となっていた鹿児島ヨコハマタイヤ(株)の呼び掛けがあり、法人会員になると共に人的支援としてボランティア活動を継続的に行うことにした。
YTJは国内市販用タイヤ販売事業の再編も目的として、2009年7月、横浜ゴムのタイヤ販売会社18社とRV用タイヤのマーケティング会社1社を統合して設立された。全国を7ブロックに分けて地域営業部を設置し、その下に合計39のカンパニーを設立している。