ニュースリリース

新コンパウンド「合体ゴムII」を開発

省燃費性能に加え、タイヤ寿命とハンドリング性能を向上した

2001年12月11日

  • タイヤ関連
  • サステナビリティ
  • 技術関連

横浜ゴム(株)(社長:冨永靖雄)は、ヨコハマ独自のシリカ配合コンパウンドである「合体ゴム」をベースに新コンパウンド「合体ゴムII」を開発し、2002年1月15日から発売するミニバン・ワンボックス用タイヤ「DNA map-RV(ディーエヌエー・マップ・アールブイ)」と2002年3月15日から発売するインチアップ・ドレスアップ用タイヤ「DNA map-i(ディーエヌエー・マップ・アイ)」に採用した。
「合体ゴムII」は、横浜ゴムの「エコタイヤDNA」シリーズに採用されている「合体ゴム」をベースに、タイヤ寿命とハンドリング性能を高めた新しいコンパウンド。「合体ゴム」がシリカをカーボンの表面に結合するのに対し、「合体ゴムII」は、使用するシリカとカーボンそのものを見直したうえで、シリカをカーボンに埋め込むように結合する方法を開発した。この方法を利用すると、シリカとカーボンの結合力が高まるため、タイヤ寿命とハンドリング性能を向上でき、「合体ゴム」と同等の省燃費性能とウェットグリップを確保できる。両コンパウンドは現在、日、米、独、仏で特許を取得している。