ニュースリリース

ダカールラリー2009、片山右京氏と青木拓磨氏に特別仕様タイヤを供給

2008年12月16日

  • モータースポーツ
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は、2009年1月3日から18日まで南アメリカで開催される「ダカールラリー2009(通称:パリダカ)」に参戦する片山右京氏、青木拓磨氏を支援する。新世代エコタイヤ「DNAアースワン」に採用した「オレンジオイル」を配合し、走行性能を一段と高めたダカールラリー2009専用タイヤを供給する。

当社はグループの環境貢献活動「ecoMOTION(エコモーション)」の一環として、2007年から片山氏のダカールラリー参戦をサポート。同氏は自動車競技を通じて環境問題を訴えることを目的に、使用済みの天ぷら油から精製したバイオフューエルを燃料とする車両で参戦している。2007年は世界初の100%バイオフューエルでの参戦にも関わらず、総合68位、クラス19位完走を成し遂げた。今年はさまざまなフィールドで優れた走行性能を発揮する「ジオランダーA/T-S(ダカールラリー2009仕様)」を供給する。

元2輪レーサーの青木氏はダカールラリー初参戦となる。テスト走行中の大事故で下半身不随になるも4輪レーサーとして奇跡の復活を果たし、今年のFIAアジアクロスカントリーラリーでは参戦2年目にしてクラス優勝を獲得した。青木氏にはオフロード性能を高めた「ジオランダーM/T+(ダカールラリー2009仕様)」を提供する。

ダカールラリーは今年31回目を迎える世界最高峰のラリーレース。昨年はアフリカの治安悪化を理由に初の開催中止となったが、今年は南アメリカのアルゼンチン-チリ間を舞台に走行距離およそ9,000kmで争う。最高標高4,700mのアンデス山脈越え、チリのアタカマ砂漠縦断など非常に過酷なレースとなることが予想されている。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

参戦車両トヨタ・ランドクルーザーの前に立つ片山右京氏(右)とコ・ドライバーの寺田昌弘氏

参戦車両トヨタ・ランドクルーザーの前に立つ片山右京氏(右)とコ・ドライバーの寺田昌弘氏

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

青木拓磨氏と参戦車両ISUZU D-MAX

青木拓磨氏と参戦車両ISUZU D-MAX