プリプレグ

プリプレグ

横浜ゴムは、1973年より航空機用プリプレグの研究に取組み、1980年世界最大の航空機メーカーであるボーイング社の認定を取得して、本格的な生産を開始しました。

プリプレグは、ガラス、ケブラー、カーボンなどの織布に樹脂を含浸し、半硬化させた耐熱、高強度、軽量な複合素材です。横浜ゴムでは、ボーイング社の認定取得後も耐熱性の向上を目的として、エポキシ樹脂のみならずビスマレイミド樹脂やポリイミド樹脂等、広範囲に開発を進めてきました。

なお日本国内材料が航空機用プリプレグとして認定された初の事例として、この認定試験当時のプリプレグ材料サンプルは、独立行政法人国立科学博物館により平成26年度に「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されています。(登録番号00154号、横浜ゴム平塚製造所 航空部品事務所に展示)

  • 「未来技術遺産」の記念楯

    「未来技術遺産」の記念楯

  • 登録証

    登録証

特徴

⒈強化繊維には、ガラス、ケブラー、カーボンを基本として、一方向、平織、朱子織、綾織など各種の製造が可能です。
⒉マトリックス樹脂には、120℃(250°F)硬化型エポキシ樹脂、180℃(350°F)硬化型エポキシ樹脂をはじめとして、耐熱性の高いシアネートエステル樹脂、また耐火材等に適用可能なフェノール樹脂も取り揃えています。
⒊構造用、内装用、電波装備用材料が提供できます。
⒋ボーイング社をはじめとして、国内航空機メーカーの認定を取得しており、信頼性の高い商品です。

用途

  • 航空機のフラップ、フェアリングなどの構造部材(エポキシ)
  • 航空機のラバトリーモジュールなどの内装材(エポキシ、フェノール)
  • 航空機のレドーム、アンテナカバーなどの電波装備部材(エポキシ、シアネートエステル)
  • レーシングカーのカウル、ウィングなどの空力部材(エポキシ)