キャッシュフローの予想です。年間の営業活動によるキャッシュインは前期比7億円減の329億円を見込んでいます。特殊要因がふたつあります。ひとつは損益計算書で説明した税効果の影響です。当社単体の税金の支払いがなくなり約50億円の増加要因です。ふたつめはマイナス要因で、2006年1月から確定拠出年金に移行するため、約80億円の一括拠出を計画しています。これらの要因で営業活動のキャッッシュインが減る見通しです。 投資活動によるキャッシュアウトは前期比108億円増の350億円の見込みです。アジアを中心とする生産拠点への投資が主な要因です。フリーキャッシュフローは21億円のキャッシュアウトです。 財務活動によるキャッシュアウトは前期比119億円減の1億円です。配当などの支払いを有利子負債でまかなう計画です。現金及び現金同等物の期末残高は117億円で同22億円減少する見込みです。