横浜ゴム（株）（社長：冨永靖雄）は、PRGR（プロギア）ブランドのゴルフウエアに新ブランド「コンディション」を立ち上げ、９月より（株）プロギア（社長：花田滋夫）を通じて2002年秋冬モデルを発売した。「コンディション」秋冬モデルの主なアイテムは、ハイネックシャツ（10,000円）、長袖シャツ（11,000円）、アンダーウエア（4,200～6,500円）、ベスト（9,500～13,000円）、ライトセーター（15,000～19,000円）、ウィンターコンポ・ホットシャツ（16,000円）、ウインドベスト（21,000円）、ブルゾン（27,000円）などで、温度調節素材アウトラスト(R)を採用しているのが特徴。（価格は消費税を含みません）
新ブランド「コンディション」は、“いかなる気候、天候においても快適なゴルフプレー”を目指す高機能ゴルフウエア。2002年秋冬モデルでは、温度調節機能を備えたアウトラスト(R)素材採用の商品を取り揃えた。アウトラスト(R)は、NASAのために開発された技術で、高温の環境下でも暑くなり過ぎないよう、また厳冬の天候下でも寒くなり過ぎないよう、身体の表面温度を管理・調整して、快適な温度帯を得られるように機能する画期的な温度調整素材。これにより、外気が寒いときには放熱し、暑いときには余分な熱を吸収する、「コンディション」の名にふさわしい秋冬商品をラインナップした。
※アウトラスト(R)は、米国Outlast Technologies Inc. の登録商標。

アウトラストは、米国NASAのために開発された温度調整素材。高温の環境下でも暑くなりすぎないよう、また、厳寒の天候下でも寒くなりすぎないよう、身体の表面 温度を管理・調整して、快適な温度帯を得られるようにする画期的なもの。

アウトラスト技術はマイクロサーマル素材で構成されており、大量の熱を吸収(吸熱)・保持(蓄熱)・放出(放熱)する、直径2ミクロン～3ミクロンのマイクロ・カプセルがウエアの糸の中に組み込まれている。 このミクロ単位のカプセルの中には、温度変化に応じて液体から固体、固体から液体へと可塑的に様相を変える特殊な相変換物質 (PCM=Phase Change Material)であるパラフィンワックスが入っており、この「アウトラスト・マイクロサーマル・カプセル」が熱を吸収(吸熱)して保持(蓄熱)したものを放出(放熱)することによって、理想の温度帯にコントロールすることを可能にしている。

アウトラストを採用したウエアは、暖かいクラブハウスや運動中は余分な熱を吸収してウエアに蓄熱し、寒い外気に触れたときや急激に温度が下がったときなどは熱を放出するため、暑いときには涼しく、寒いときには暖かい、理想的な秋冬のゴルフウエアとなっている。当社従来品との比較テストでも、急激な外気の低下に対し衣服内温度の変化が非常に小さく、特にアウトラスト採用ウエアを重ね着した場合に快適な温度帯が長続きすることがわかっている。

■体感テスト（当社従来品比較）

■アウトラスト(R)採用ウエア商品ラインナップ