ニュースリリース

ベトナムにタイヤ生産販売会社設立

1997年11月06日

  • 経営関連

当社は、三菱商事(株)、Southern Rubber Industry Company(本社:ベトナム)との3社合弁で、11月5日、「ヨコハマタイヤ・ベトナム(Yokohama Tyre Vietnam Company)」を設立しました。
 新会社は、まず第1期において、現在ベトナムで需要が急増中のモーターサイクル 用タイヤ・チューブを98年6月から年間120万本生産販売の予定です。また第2期にはトラック・バス、ライトトラック用タイヤを同50万本生産販売する計画で、さらに将来は乗用車用タイヤの生産販売も検討しています。当面は国内需要への対応の予定ですが、周辺諸国への輸出も考えています。
 売上は、第1期に年間900万ドル、第2期に同約5,000万ドルを計画。出資比率は当社56%、三菱商事14%、Southern Rubber Industry Company 30%で、資本金は第1期210万ドル、第2期の時点で1,900万ドルの予定です。
 本社をホーチミン市に置き、工場は第1期にホーチミン市近郊に、第2期にドンナイ省に建設を計画しています。従業員数は第2期の時点で400名の予定です。
 95年7月、ASEAN(東南アジア諸国連合)に加盟したベトナムは、加盟国中インドネシアに次ぐ約7,500万人の人口です。当社は、ベトナムの将来的経済発展に注目し、フィージビリティー・スタディー(企業化調査)を開始。96年10月に政府に新会社設立を申請、97年4月に投資許可書を取得し、11月5日に第1回出資者会議開催に至りました。