横浜ゴム（株）のグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN（アドバン）」装着車が12月7日から８日に鈴鹿サーキット（三重県）で開催された国内最高峰のツーリングカーレース「2024 AUTOBACS SUPER GT」第５戦（最終戦）のGT300クラスで優勝し、逆転でシリーズチャンピオンを獲得しました。当社は「ADVAN」最大化への挑戦「ADVAN CHALLENGE」のテーマの下、「SUPER GT」 GT300クラスでのシリーズチャンピオン奪還を目指して参戦。「ADVAN」はその高い性能で年間を通して足元を支え続け、2022年以来のチャンピオン獲得に貢献しました。

チャンピオンを獲得したのは、JLOCの「VENTENY Lamborghini GT3（小暮卓史選手／元嶋佑弥選手）」です。第2戦の初勝利後、第7戦、第８戦と連勝し、11点差でライバルチームを追う展開で迎えた最終戦では、予選でポールポジションを獲得。絶好のスタートとなった決勝では、ファーストスティントを務めた元嶋選手が丁寧かつ攻めの走りでトップのまま、小暮選手にバトンタッチ。小暮選手はタイヤ無交換作戦を行ったチームに一時先行を許したものの、猛追で38周目にトップを奪い返し、そのままポールトゥウィン。シーズン終盤戦での破竹の3連勝の結果、ライバルチームを点差で逆転し、元嶋選手は自身初、小暮選手は2010年のGT500クラス王者以来となるタイトルを獲得しました。また、チームにとっては1994年に「SUPER GT」の前身である全日本GT選手権に参戦以来、悲願の初タイトル獲得となりました。

横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026（YX2026）」（ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク）のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR（ジオランダー）」、「ウィンタータイヤ」、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいます。その中で、モータースポーツ活動を「ADVAN」「GEOLANDAR」のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦しています。