ニュースリリース

横浜ゴムのトラック用オールシーズンタイヤ「BluEarth 711L」が2022年度グッドデザイン賞を受賞

2022年10月07日

  • タイヤ関連

横浜ゴム(株)の低燃費性能重視型トラック用オールシーズンタイヤ「BluEarth 711L(ブルーアース・ナナイチイチエル)」が10月7日、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。

「BluEarth 711L」は、国内大型トラック用タイヤとして、初めて低燃費タイヤブランド「BluEarth」の名を冠した商品で、当社トラック用タイヤ史上最高の燃費性能を実現しています。また、耐摩耗性能は従来品「ZEN 702ZE-i」と同等以上、耐偏摩耗性能、ウェット性能、雪上性能、静粛性は同等を確保しています。今回、運輸業界の課題である経済性、環境性、安全性に貢献する性能を実現した点、およびそれらの性能がトレッドパターンからも感じ取れる点が評価されました。

当社のタイヤ商品は2016年から7年連続でグッドデザイン賞を受賞しており、近年トラック・バス用タイヤでは2019年に舗装路・非舗装路用ダンプトラック向けラグタイヤ「302C」、2020年にトラック用ウルトラワイドベーススタッドレスタイヤ「903W」が選出されています。

横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)においてタイヤ生産財事業のさらなる強化を掲げています。その施策のひとつとしてトラック・バス用タイヤ事業の強化に取り組み、事業基盤の整備、増産投資に加えて商品ラインアップの拡充を進めています。

「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザイン評価推奨制度で、国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞作品には優れたデザイン性を象徴する「Gマーク」の使用が認められます。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

2022年度グッドデザイン賞の受賞作品に使用が認められるGマークロゴ

2022年度グッドデザイン賞の受賞作品に使用が認められるGマークロゴ

審査員からのコメント

センター部にブロックを密集させ、スクラムを組むように配置したトレッドパターンは、安定性や排水性などを考慮したうえでの造形であるとのことだが、ビジュアル面でもその点をしっかりアピールし、タイヤとしては難しい「性能の見える化」を表現できていることに感心した。近年のトラック業界が直面する燃費性能や悪天候への対応に真摯に取り組んだうえでのデザインであることも評価した。