ニュースリリース

横浜ゴムおよび「YOKOHAMAまごころ基金」が「小児筋電義手バンク」に寄付

2020年02月26日

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横浜ゴム(株)の従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」は2月、「兵庫県立福祉のまちづくり研究所」が筋電義手(きんでんぎしゅ)※1を必要とする子供たちを支援するために開設した「小児筋電義手バンク」へ活動支援金として50万円を寄付しました。また、横浜ゴムはマッチングギフト※2として支援金と同額の50万円を寄付しました。同バンクへの寄付は2017年に続き2度目で、前回の寄付に対して2018年1月に兵庫県知事および兵庫県社会福祉事業団から感謝状を授与されました。

「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立されました。横浜ゴムは同基金の資金援助や災害義援金と同額を寄付する仕組みとなっています。

「兵庫県立福祉のまちづくり研究所」は、全ての人々がいきいきと生活できるユニバーサル社会の実現を目指し、バリアフリーのまちづくりや福祉用具、義手義足の研究開発、人材育成などに取り組んでいます。その一環として「小児筋電義手バンク」では子どもの成長に伴い不要になった筋電義手の回収、筋電義手の購入やメンテナンス費用を賄うための寄付の呼びかけ、訓練のための筋電義手の貸し出し、訓練を担当できる人材の育成に取り組んでいます。

横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」において経営基盤の強化を掲げています。CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに「地球環境」「地域社会」「取引先」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進しています。

※1:筋肉が収縮するときに生じる微量の筋電位を利用して、本人の意思で指を動かせる電動の義手
※2:従業員などが社会貢献を目的とした寄付や義援金を拠出した際に、企業がその寄付金に一定額、または同額を上乗せして寄付金を拠出する仕組み

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

本人の意思で指を動かせる筋電義手

本人の意思で指を動かせる筋電義手