ニュースリリース

横浜ゴム、大槌学園が行う「平成の杜」での植樹を支援

2019年04月25日

  • 経営関連
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)は4月19日、岩手県上閉伊郡大槌町の大槌浄化センター敷地内にある「平成の杜」で、大槌町立大槌学園が「ふるさと科」授業の一環として行った植樹会に苗木提供と植樹指導の支援を行いました。当日は約20名の横浜ゴム社員がボランティアスタッフとして植樹指導に当たり、大槌学園の4年生62名が約100平方メートルの植樹マウンドに土地本来の常緑広葉樹などの東北産苗木740本を植樹しました。大槌学園の児童による植樹は2014年から開催されており、今年で6回目です。2020年まで継続する予定で、毎年約700本ずつ、合計約5,000本の植樹を実施する計画です。

大槌町では、宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授)が東日本大震災後に提唱した東北地方の太平洋沿岸に防潮林を築く「いのちを守る森の防潮堤」構想を取り入れた「鎮魂の森」づくりを復興計画のひとつに掲げています。横浜ゴムはこの計画に賛同し、東日本大震災復興支援活動の一環として2012年にモデルケースとなる植樹会を開催、その森を「平成の杜」と命名しました。以来、毎年春に「平成の杜」植樹会を開催し、地元住民の方々とともに2015年までに全長約300メートルの植樹マウンドのうち約250メートルの植樹を完了させました。2014年からは植樹会に合わせて大槌学園の児童による植樹も行われてきたことから、残りの約50メートルについては同学園の「ふるさと科」授業で活用されることになりました。なお、植樹会に先立ち、横浜ゴムから平野公三大槌町長に対して、タイヤ10セット(40本)分を寄贈する目録を手渡しました。大槌町役場では多くの公用車が津波の被害を受けたため、全国から車の寄贈がありました。横浜ゴムでは公用車の履き替え用タイヤの寄贈を2013年から開始、2020年まで継続する予定です。

横浜ゴムは、2018年2月に策定した中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げています。CSRでは「未来への思いやり」をコンセプトに「地球環境」「地域社会」「お客様」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた価値創造を推進しています。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

大槌学園の児童と植樹指導をする横浜ゴム社員

大槌学園の児童と植樹指導をする横浜ゴム社員

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植樹会に先立ち平野公三大槌町長(右)にタイヤ目録を手渡す森睦成環境保護推進室長

植樹会に先立ち平野公三大槌町長(右)にタイヤ目録を手渡す森睦成環境保護推進室長