ニュースリリース

横浜ゴム、「水素・燃料電池展 ~FC EXPO 2018~」に出展

2018年02月22日

  • 工業品関連

横浜ゴム(株)は2月28日から3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される燃料電池関連の世界最大の展示会「第14回[国際]水素・燃料電池展 ~FC EXPO 2018~」に出展する。本展示会への出展は初めてで、今回は高圧水素ガス用ホース「ibar(アイバー)」シリーズを紹介する。

「ibar」シリーズは、今後普及が見込まれる燃料電池自動車(FCV)に水素を充填するディスペンサー用ホースとして岩谷瓦斯(株)と共同開発したもので、水素充填圧力35MPa用の「ibar HG35」、70MPa用の「ibar HG70」、82MPa用の「ibar HG82」の3商品を販売している。本展示会ではFCV以外の使用用途として、水素製造工場内での圧縮水素の移送における優位性を訴求する。現在、圧縮水素をカードル※など別の容器に移す際には金属配管が使われているが「ibar」シリーズは金属配管に比べ、軽量かつ柔軟で運搬や充填作業がしやすいほか、高い安全性や耐久性も実現している点をアピールする。

「水素・燃料電池展 ~FC EXPO 2018~」は水素・燃料電池の研究開発、製造に必要なあらゆる技術、部品・材料、装置および燃料電池システムが一堂に集まる国際商談展。燃料電池、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、建設・プラントなどの関連企業に加え、大学や研究所、自治体などが来場する。

※:シリンダー(ガス容器)を集結させた機器。一度の輸送で、より多く圧縮ガスを供給することが可能。

ブースのイメージ図

ブースのイメージ図