ニュースリリース
SUPER GT第4戦GT500クラス、ADVANレーシングタイヤ装着車がタイヤ無交換で優勝
2016年07月26日
- モータースポーツ
横浜ゴム(株)のADVANレーシングタイヤを装着したKONDO RACING(監督:近藤真彦氏)の「フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R(ドライバー:佐々木大樹選手/柳田真孝選手)」が7月23から24日にスポーツランドSUGOで開催されたSUPER GT第4戦のGT500クラスで優勝した。KONDO RACINGとヨコハマタイヤは昨年の第4戦(富士スピードウェイ)でも同クラス優勝を成し遂げている。
「フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R」は決勝レースでタイヤ無交換作戦を敢行。ドライバーとタイヤにとって過酷な戦いとなった中、ADVANレーシングタイヤはしっかりと足元を支え勝利に大きく貢献した。柳田真孝選手は3周目に他車と接触して13番手に後退するも、30周目のピットイン後には6番手に浮上。タイヤ無交換でバトンを受け取った佐々木大樹選手は47周目にトップを奪取し、後続をしっかりブロックする安定した走りでトップをキープする。終盤に激しいトップ争いが繰り広げられたが、アクシデントによる赤旗のため5周を残してレース終了となり悲願の勝利を手にした。予選での赤旗によりタイムアタックができない不運に見舞われた「WedsSport ADVAN RC F(ドライバー:関口雄飛選手/国本雄資選手)」は、14番手スタートからの驚異的な追い上げでレース中盤ではトップ争いを見せつつ5位でフィニッシュし、13戦連続入賞と記録を伸ばした。
GT300でもヨコハマタイヤ勢がレースを盛り上げた。ポールポジションスタートの「VivaC 86 MC」は一時後続に10秒近い差をつけて快走する。無線トラブルにより2位フィニッシュの悔しいレースとなったがランキングでトップに浮上した。予選9番手だった「マネパ ランボルギーニGT3」はドライバー交換をぎりぎりまで遅らせ、さらにタイヤ無交換作戦により一時はトップに躍り出るが、終盤の混戦の中6位でフィニッシュ。予選21番手の「B-MAX NDDP GT-R」は16台を抜き去る驚異的な走りで5位入賞を果たした。