ニュースリリース

横浜ゴム、オリジナル制作の電気自動車(EV)と低燃費タイヤで 世界で最も過酷なヒルクライムレースに参戦

今年は哀川翔監督のEVチームもサポート

2012年06月04日

  • モータースポーツ
  • サステナビリティ

横浜ゴム(株)は「チーム・ヨコハマ・EV チャレンジ」と称して、7月8日にアメリカ・コロラド州で開催されるヒルクライムレース「2012パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」にオリジナル制作のEVレーシングカー(電気自動車)で参戦する。タイヤはオレンジオイル配合技術など様々な最新環境技術を採用した低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」の新商品「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」を装着、ゼロエミッションレーシングカーと低燃費タイヤの組み合わせでレース参戦を行う。

このチャレンジは「環境、そして人や社会にやさしい」をテーマとし、世界中に発信している「BluEarth」コンセプトに基づいた活動の一環として行っているもの。参戦は4年目で2010、2011年と2年連続でEVの最速記録更新を成し遂げた。世界で最も過酷なヒルクライムレースにEV+低燃費タイヤで挑戦することにより、「走る喜びと環境との調和」「電気自動車用タイヤの研究開発」を追及している。ドライバーはこれまで同様、世界的なオフロードレースで活躍する塙郁夫選手を起用する。車両は昨年、最速記録を大幅に更新した「BluEarth」カラーのEVを使用。

また、今年は同じくEVクラスに参戦する哀川翔監督の「Show Aikawa World Rally Team」をサポートし、グローバル・フラッグシップ・ブランド「ADVAN(アドバン)」の「ADVAN A048(アドバン・エイ・ゼロヨンハチ)」を供給する。ドライバーは世界的なラリードライバーである奴田原文雄選手、車両はTOYOTA MOTORSPORT GmbHが開発。

今年90回目を迎える「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は、別名「雲に向かうレース」と呼ばれている。標高2,862mのスタート地点から4,301mの頂上までおよそ20kmを一気に駆け上がり、そのタイムを競う。今年から全路面がターマック(舗装路)となり、156もの様々なコーナーに加え、気温や天候の変化が激しい過酷なレースとして知られている。

「チーム・ヨコハマ・EVチャレンジ」参戦については、6月22日21時~23時に、WEB上の自動車部「LOVECARS!」(http://lovecars.jp/)の運営する「LOVECARS!TV」(ustre.am/cIQn/1)にチームが出演し詳細を紹介予定。ドライバーの塙郁夫氏のほか、EVエンジニアや著名ジャーナリストが登場し、まだ知る人の少ないパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの魅力や新しいEVレーシングカーの魅力、メカニカルな話まで紹介する。

なお、レースウィークの現地での模様は、横浜ゴムモータースポーツサイト(http://www.advan.com/japanese/event/ppihc/)に随時アップしていく。

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

「BluEarth」カラーのEVマシン

「BluEarth」カラーのEVマシン

※写真をクリックすると印刷用高解像度画像がダウンロードできます。

装着タイヤの「BluEarth-A」は優れた走行性能と 低燃費性能を両立している

装着タイヤの「BluEarth-A」は優れた走行性能と 低燃費性能を両立している

【チーム・ヨコハマ・EVチャレンジ】

【Show Aikawa World Rally Team】

PPIHC(パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム)2011の概要、昨年の参戦映像はYouTubeに掲載しています。http://www.youtube.com/watch?v=8VFf0OvK8Eo