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横浜ゴム、再生ゴム使用を拡大、2010年度は2008年度比2倍

2011年03月01日

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横浜ゴム(株)(社長:南雲忠信)は自社内で生産している再生ゴム(以下、リサイクルゴム※1)および市販の再生ゴムの使用の拡大を進めている。3R(Reduce、Reuse、Recycle)活動強化の一環として取り組むもので、2010年度の再生ゴム(リサイクルゴム+市販再生ゴム)の使用比率は2008年度実績0.88%(当社検収実績よる新ゴム使用量に対する比率)の約2倍に達する見込み。

横浜ゴムは、使用済み加硫ブラダー※2をタイヤ製品などの原材料として再利用するリサイクルゴムの量産化技術を確立し、2007年に業界で初めて自社内での量産化を開始した。2009年度は発生したブラダーゴムの約8割を再利用し、産業廃棄物293トンを削減した。タイヤ製品では主に乗用車用タイヤとトラック・バス用タイヤ部材の一部に使用している。また市販の再生ゴムは、タイヤ製品以外にコンベヤベルトなど工業用ゴム製品の原材料の一部として使用拡大を進めているが、現在、建設車両用タイヤでの採用を検討している。今後、さらにタイヤ製品や工業用ゴム製品への使用拡大を進めていく。

リサイクルゴムの生産は三重工場で行っている。処理設備に導入した二軸スクリュー押出機によって生産されるリサイクルゴムは、従来技術と比べより高品質なゴム原材料を再生できるため、タイヤ製品などの原材料として使用しても品質が低下しないのが大きな特長。

※1:自社内で生産した再生ゴムの呼び名
※2:タイヤを製造するときの加硫プロセスにおいて使用するもので、タイヤを内部から金型に押し付けるために風船のように膨らますゴム製の副資材。

三重工場の再生処理設備に導入した二軸スクリュー押出機