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Yashio Factory × ADVAN A052 | CUSTOMER REPORTYashio Factory × ADVAN A052 | CUSTOMER REPORT

シルビアマイスターの岡村和義氏がADVAN A052を語る。

Yashio Factory 岡村氏とADVAN A052を装着したデモカー シルビア 埼玉県草加市ににある、シルビア、180SXをメインとするチューニングショップ「Yashio Factory(ヤシオファクトリー)」。
工場内には、トレードカラーであるピンクの複数のシルビアデモカーが姿を現す。
そのデモカーには、サーキット走行した後のADVAN A052が装着されている。

ヤシオファクトリー代表 岡村氏は、チューニングショップの代表でありながら、ドリフトドライバーでもあり、タイムアタッカーでもある。

2020年、岡村氏にはあらためてADVAN A052を装着して、筑波サーキットでのサーキットタイムアタック、スポーツランド菅生で行われたレースに参戦してもらったので、感想を伺うためヤシオファクトリーを訪ねた。

自身のYoutubeチャンネルをご覧頂くとお分かり頂けるが、ADVAN A052は高い評価をいただいている。そこからさらにお話を伺った。

Yashio Factory 岡村氏とADVAN A052を装着したデモカー シルビア

「俺もA052でのベストな空気圧を探しているところだけど、他のストリートタイヤとは空気圧の考え方は少し違うかな。これからもテストを続けて発信出来たら面白いよね!」

「今、Sタイヤでタイムアタックを行っている車両は空力重視になってきて、今やもう別次元の車両になってしまっているよね。どんどんエスカレートしてユーザーが真似できるレベルでは無くなってきている。」

「だからウチはユーザーが真似できるレベルの400馬力前後くらいのチューニングレベルのクルマでタイムアタックをやっている。このA052はグリップレベルが高いから、そんな仕様のクルマでも筑波サーキットを真剣に走ったら58秒台とか出ちゃうんじゃないの?と思うほどのタイヤだね。」 

「昔は筑波サーキットで58秒台を出すためには、エンジンを2.2リッターにしてシーケンシャルミッション搭載したり、コストのかかるチューニングをしていたけど、今ではタイヤの進歩がすごすぎて、59秒台を出すために、そこまで凄い仕様にする必要はなくなったね。お客さんのレベルの車両でも59秒台をマークするクルマなんて今では簡単な仕様でいいんだよ。そこが言いたい。」

「A052は、お客さんレベルでは、例えて言えば、魔法のタイヤ。いままで車高調のダンパーを1クリックつづ回しては走ってテストをして、フロントがダメだ、リアがダメだとやっていたが、A052を履いた途端に何でもいいやとなっちゃう。タイヤがすべてをカバーしちゃう。だから足回りのセッティングがあーだこーだという能書きは不要になっちゃう。」

Yashio Factoryのデモカー S15 シルビア

Yashio Factory 岡村氏とADVAN A052を装着したデモカー シルビア ADVAN A052を装着して走行したデモカー仕様についても語っていただいた。

「タイムアタッカーが聞くとびっくりするんだけど、オレのクルマ、フロント10キロ、リア4キロのバネレートで走っている。で、筑波サーキットみたいにカントがあるコースでも、昔みたいにリアのキャンバーはつけない。とにかく265幅を全部使って立ち上がろうとしている。以前とは走らせ方が全然違う。とにかくストロークさせて縮ませて走っている。」

「A052を履いた瞬間、去年1年間何やっていたんだろうと思ったもん。今までここで絶対ロックしていたのに。第1ヘアピンってカントのバランスがおかしいから絶対ロックするのよ。A052は全然ロックしないし、こんなに止まるの?と思った。最終コーナー、どこまでもいけちゃう気がする。」

「去年の12月、HKSのレースで、別のタイヤで最初2秒3とかしか出なくて、なんとか予選で1秒6までは行けた。でも、すごい苦しんで予選中に何回もセッティングを変えては走って、やっとベスト出たなって。それなのにA052を履いて、1周温める間に蛇行しながら走って1秒8※が出た。」
※(解説)筑波サーキット2000のことを指してます。タイムも1分◯秒で岡村さんは1分を省略しています。

「オレのクルマは一応ドリ車だから、フロントのキャンバーを8度つけている。グリップでも6度ちょっとつけている。なんでそんなにキャンバーをつけているかという言うと、おれはブレーキングよりも立ち上がりのコーナリングの姿勢を重視しているから。コーナリングでアンダーを出さないためにキャンバーをつけている。ところが、キャンバー量が多ければ多いほど接地面が少なくなり、ブレーキはロックしやすい。今回のSUGOだって1コーナー、さすがにロックしちゃうかなと思ったけど、全然心配なかった!A052の良さってオレはブレーキング時の性能だと思う!もちろん立ち上がりのグリップ力もあるんだけど、タテのたわみが凄い。」

さらにADVAN VEOVAの話も伺った。

「ネオバってタイムが出ないタイヤじゃないんだよ、ちゃんと足を決めれば。オレはそのネオバを履いて、1号機で筑波サーキットで1分1秒台出しているんだから、タイムはちゃんと出るわけ。でも、誰が乗ってもタイムが出るタイヤではない。タイヤをちゃんとつぶせる人。つぶせないとロックしてそのままいっちゃう。」
※(解説)コーナー進入時にしっかりと荷重を掛けてタイヤのグリップを最大限に引き出す走りということです。

「しかし、A052は、ロックなんかしないんだよ。実に魔法のタイヤだよな、オレに言わせれば。だから、レースとかタイムアタックもそうだけど簡単。クルマが言うことをすげー聞いてくれるから、懐が広くなっちゃうから、多少無理しても危なくない。今年の1発目走った時にびっくりしたもんな「なんだこれ!」って。」

今年のタイムアタックシーズンには、ADVAN A052で筑波サーキットでもタイムアタックを行う予定。ADVAN A052 + シルビアでの58秒台に期待が高まる。
ヤシオファクトリーではADVAN A052でのタイムアタックだけではなく、よりユーザー目線のクルマづくりとしてADVAN NEOVAでのセットアップも行っていくとのことなので、これからも目が離せない。

SHOP INFORMATION

■Yashio Factory
住所 :〒340-0002 埼玉県草加市青柳2-4-5
TEL : 048-948-7140
https://yashiofactory.co.jp/

ヤシオファクトリーyoutubeチャンネル ADVAN A052のインプレッション動画もあります。
https://www.youtube.com/channel/UChuZAyaB9a9O6OfE-4KCCCA/featured

※注意:デモカー装着のタイヤサイズは各チューナー様による装着の一例です。車検・点検への適合を保証するものではありません。

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