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TRY-ANGLE Championship JAPANファイナル2019「GEOLANDER CUP」2019.10.27 in 富士ヶ嶺オフロード | EVENT REPORTTRY-ANGLE Championship JAPANファイナル2019「GEOLANDER CUP」2019.10.27 in 富士ヶ嶺オフロード | EVENT REPORT

リアルオフロードゲームの日本一決定戦で屈強な「ジオランダー・ユーザー」に聞く!

本格的なクロスカントリートライアル競技として、3台の四輪駆動車でチームを組み実力と戦略を競い合う「TRY-ANGLE Championship」。その2019年の最後を締めくくるジャパンファイナルとして山梨県は富士ヶ嶽オフロードコースを舞台に「ジオランダーカップ」が開催された。
今回のコースはツアーシリーズよりワンランクハードなコースセッティングの中で予選・本戦が行われ、マシンのパフォーマンスとドライバーのスキル、そしてタイヤの性能の後押しが勝敗を大きく分けることになる。
そんな熾烈な戦いに参戦するトップドライバーたちを訪ね、ジオランダーの魅力についてお話をお伺いする!

OWNER 石川広美さん 1988年式 ジープ・ラングラー

サイドウォールの性能が格段に向上したG003は競技用タイヤとして大きな武器になる!


 レースに参加するためにジオランダーを愛用しています。以前はG001を使っていたのですが、今はG003を使っています。私のホームコースはマッドな路面が多く、タイヤの性能が勝敗を大きく左右することが多い。そんなコンディションでもG003は扱いやすく、優れた走破性が大きな武器になっていることは間違いありません。以前のG001と比較してもガレ場(ゴツゴツした岩や硬い土で荒れた路面)、泥のどちらも性能が上がっていることを実感しています。
特にサイドウォールの性能がアップし、トレッド面だけでなくサイドウォールもグリップを稼ぐ大きな武器として使えるようになったのは大きい。
それだけにコースを使える幅が増え、オフロードコースを走るトライアル競技には大きなメリットをもたらせてくれる。個人的にジオランダーの大ファンなのでマシンのカラーリングを派手なジオランダー仕様にしちゃいました。

“私設宣伝部隊”として頑張っています。唯一、G003への不満を語るならタイヤを交換する度に腰が痛くなることくらいですね(笑)。

<SPEC>
TIRE:GEOLANDAR M/T G003
SIZE:LT285/75R16
AIR PRESSURE:100kPa(F)/100kPa(R)

OWNER 山本克朗さん 2008年式 ジープ・ラングラー

パターンの方向性が無くなったG003はローテーションができるので耐摩耗性がアップ!


今回のレースには山形からエントリーしているのですが、この富士ヶ嶽までは自走で来ました(笑)。GEOLANDAR M/T G003を履いているのですが、高速道路でも快適ですね。もちろん、泥濘のコースとは違って空気圧は前後共に250kPaにしていますが、走行音も気になるほど大きくなく、ハンドリングもしっかりしているのも大きな魅力だと思います。
このG003は昨年に履き替えたのですが、それまでは旧型のモデルを使っていました。新型の感想はグリップ力の向上だけでなく、排泥性能が上がったこと。それに摩耗が少なくなった気がします。遠方からのエントリーを強いられる私としては耐摩耗性能の向上は大きな魅力ですからね。
そして、タイヤ自体の方向性が無くなったのでローテーションをすることで、より長く使える。これはユーザーにとって大きなメリットになると思います。ヨコハマさんに「ありがとう!」と言いたい(笑)。
ビードロックのホイールにしたことでレースでは空気圧を前後共に120kPaまで落とせるようになり、タイヤの性能をフルに使えるようになりました。高いグリップ力と走破性を持つG003は頼れる相棒です!

<SPEC>
TIRE:GEOLANDAR M/T G003
SIZE:35×12.50 R17
AIR PRESSURE:120kPa(F)/120kPa(R)

OWNER 平山公達さん 1995年式 ジープ・チェロキー

モノコックボディのXJチェロキーでも振動が少ないX-MTは良き相棒になっている


XJ型のジープ・チェロキーはモノコックボディと言うこともあり、タイヤによっては走行中に振動が伝わることで乗り心地が悪くなることもあるのですが、GEOLANDAR X-MTは振動が少なく快適なドライブができるのが大きな魅力だと思います。
荒れた路面が多い北米に向けたタイヤと言うこともあり、サイドウォールが固い印象がありますね。でも、レースなどではサイドウォールの堅牢さは大きな武器になる。ゴツゴツした岩や硬い土で荒れた路面を気にすることなくコース取りができるのはタイムの短縮になります。
私のクルマはAT仕様なのでシフトチェンジの操作をすることなく運転に集中できるので、コース取りを気にしなくても走破できるX-MTとのコンビネーションはバッチリだと思います。このタイヤに交換してからまだ1年程ですが、オフロードよりも日常的な使用が多い。
振動と静粛性、耐摩耗性はかなり高いと思うが、欲を言えば舗装路でのハンドリングパフォーマンスが上がったら最高ですね!

<SPEC>
TIRE:GEOLANDAR X-MT
SIZE:35×12.50 R17
AIR PRESSURE:100kPa(F)/100kPa(R)

OWNER 二ノ宮基津嗣さん 2011年式 ジープ・ラングラー

レース、買い物、キャンプで大活躍してくれるジープ・ラングラーのパートナーはジオランダーしかない!

トライアングルに参戦してまだ1年半ほどですが、ジープ本来の性能が楽しめるクロスカントリートライアルは面白いですねぇ。普通の人なら「こんな道をクルマが走れるの?」と思うようなコースを走破する快感は他にはありません。
この非日常的なレースの楽しみを支えているのがGEOLANDAR M/T+ G001。実際にコースを走って感じたことは泥に強い印象があり、泥の排出性が良い事に驚かされました。泥でぬかるんだコースでも安心して突っ込んで行けるアドバンテージが魅力だと思います。また、レース以外にもファミリーカーとして買い物やキャンプにも使っているクルマなので、一般道路での静粛性やハンドリングの良さも満足しています。
家族とのドライブでもパターンノイズが少ないので車内の会話も快適。最初パターンを見た時に「燃費が心配」と思いましたが、燃費も悪化することなく経済的にも助かっています。私には息子が3人いるのですが「ジープに乗るワイルドなパパ」として鼻高々ですね(笑)

<SPEC>
TIRE:GEOLANDAR M/T+ G001
SIZE:37×12.50 R17
AIR PRESSURE:100kPa(F)/100kPa(R)

OWNER 石川暁子さん 2012年式 スズキ・ジムニー

年間4万キロを走破するアクティブな女性を支えるG003は無くてはならない存在

愛車のジムニーには「ちんた」のニックネームを付けて、気が向けば日本全国どこにでも出掛けて行きます。私は三重県に住んでいるのですが、大阪に美味しいお店を見つけたので毎週末通っています。そんな毎日ですから、気がついたら年間の走行距離が4万キロを突破していました(笑)。
G003はこれで2セット目になるのですが、静粛性が高いこともあり遠方へのドライブでも疲労感が少ない。燃費も悪くないのでガソリン代を気にすることなくどこまでも走れるのも大きな魅力だと思います。トライアングルに参戦して感じたことですが、厳しいコースでもG003はより安心してハンドルを握ることができる。
ジムニーは車両重量が軽いこともありマッドな路面にも強いのですが、G003は横滑をしにくいので狙ったラインをトレースできるのはありがたいですね。今は6.50R16のG003を使っているのですが、私的な希望としてはG005にもジムニーにも使える少し太いサイズ(650)を出してくれた嬉しいのになぁ…と思っています。

<SPEC>
TIRE:GEOLANDAR M/T G003
SIZE:6.50R16
AIR PRESSURE:100kPa(F)/100kPa(R)

※注意:空気圧や車両のセッティングは横浜ゴム推奨ではなく、競技にあわせたユーザー独自の設定となります。